ハイテクブームを経て…2010年代~超ハイテクランニングSHOESが台頭!
レトロも!ハイテクも!ブームの今こそ知っておきたい!
時代を駆け抜けたランニングSHOES年表[2010年代]
ローorハイの新旧を問わず、足元の選択肢として最前線を駆け抜けているランシュー。その歴史は意外にそう長くはなく、テレビの普及で競技スポーツが身近となった東京五輪以降から。その歴史を振り返るとともに、現役で手に入る心地よき歴史的名作をご紹介!
[2011年]揺り椅子のごとく滑らかに体重移動できるロッカー形状
《NOW》履き口周りに形状記憶フォームのアンクルパッド
HOKA[ホカ]
ボンダイ 7
2011年に登場した、ブランド初のロードラン用厚底モデル。かかとからつま先にかけてまるで揺り椅子のようになっているロッカー形状も相まって、次の一歩が自然と出る。最新モデルはアンクルパッドを加えてフィット感が向上。2万3100円(デッカーズジャパン)
厚底スニーカーのパイオニア
HOKA[ホカ]
Since 2009 フランス
フランスにおいて誕生。日本初上陸時、契約アスリートがメジャーなトレイルランレースで優勝し、世にも稀な極厚ソールが話題に。
[2011年]ランニング専門店シェア、全米No.1
《NOW》クッション性抜群のDNA LOFTを搭載
BROOKS[ブルックス]
ゴースト 14
2011年には全米ランニング専門店で29%のシェアを獲得したブランドの、代表モデル。最新作では独自開発のソールテクノロジーを採用する一方でカーボンニュートラルを達成し、ヒザにも地球にも優しい一足に仕上がっている。1万4300円(アキレスお客様相談室)
実は全米人気No.1!
BROOKS[ブルックス]
Since 1914 アメリカ
ランシューで初めてEVAソールを搭載するなどの本格派で、米国ではランナーのレース時着用率No.1ブランドとしても知られる。
[2014年]空洞構造が実現する“雲の上の走り”
《NOW》厚みのあるミッドソールでさらにクッション性向上
On[オン]
クラウド 5
一目でオンのものだとわかるゴムホースを輪切りにしたような空洞構造のソールが、雲の上を走っているかのように弾む走行感を生む。最新作はミッドソールが厚くなり、より雲上の走り心地へと近づいた。シンプルなデザインも身上。1万5180円(オン・ジャパン)
ランシュー界のアップル
On[オン]
Since 2010 スイス
シューズ製作においては素人だった3人のスイス人が設立。常識破りの機能美から、まるであのアップルのようだと評されることも。
[2018年]ラルフ・ローレン氏の着用でさらに人気に
《NOW》アッパーを縫い付けから圧着に変更し軽量に
Salomon[サロモン]
XA プロ 3D V8 ゴアテックス
2018年にラルフ・ローレン氏が着用し、街履きとしてブレイクしたサロモン。アドベンチャーレース用に誕生したXAプロは、最新作でさらに20gも軽量化。特許取得のクイックレーシングシステムで、ワンタッチで着脱できる。1万8700円(サロモン コールセンター)
ラルフ・ローレン氏
冬スポーツメーカーから発展
Salomon[サロモン]
Since 1947 フランス
スキー用具のメーカーとしてスタート。そのためかギア然としたルックが特徴で、ラルフ・ローレン氏や川久保玲氏も着用し話題に。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。