COACHで知る一生モノ鞄のABC
コーチの新作「キャリッジ」に見る初代デザイナーから続く伝統のカタチ
サスティナブルであることの重要さが増している昨今ですが、買い物におけるサスティナブルの基本といえば、“一生モノ”を買って末永く愛することに尽きます。では一生モノの鞄となると候補はどんなものになるのでしょう? ビギンが推すのは、コーチのそれ。ロレックスの時計然りモンブランのペン然り、一生モノは多くのジャンルに存在しますが、総じて共通するのは理に適う無駄のないカタチをしていること。用の美を体現する製品は、時を経ても決して古びることがないのです。コーチの新作「キャリッジ」コレクションの鞄には、そんな普遍のカタチをはじめ、一生モノを叶える要素が満載! 押さえるべきABCをヒントに熱く解説します。
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コーチで知る一生モノ鞄のABC【A】ARCHIVE DESIGN
初代デザイナーから続く伝統のカタチ
いつの時代も美しい、原点をなすシンプルデザイン
コーチの鞄が一生モノたりうる理由のABC、最初のAは「アーカイブデザイン」です。
まずは新しく登場した、「キャリッジ」コレクションの鞄(上写真)をご覧ください。どうです? いつもながらに上質感満点のレザーの表情もさること、風格に満ちたクラシックな顔立ちがたまらないでしょう?
それもそのはず。キャリッジの鞄は、62年に就任した初代チーフデザイナー、ボニー・カシン氏が活躍した時代のアーカイブにインスパイアされたものなんです。
右/初代デザイナー ボニー・カシン氏
ボニー・カシン氏は、ハリウッドで映画衣装などのデザインを手掛けた後にファッションブランドを立ち上げ、成功を収めた人物。
研ぎ澄まされた美意識を持つ才女であり、トート=キャンバス製であった時代に、色とりどりのレザートートを打ち出した話は有名です。そしてこれが大ヒット! 道具だったトートバッグをファッションアイテムに変えた──というのは豆知識。
そんなカシン氏の時代から続く伝統のカタチは、単なる装飾のための装飾がない、用の美を体現するシンプルなもの。印象はクラシックでも、古臭く見えるなんてことは決してありません。そしてシンプルであるからこそレザーの上質が際立ち、エイジングもより趣深いものにしてくれる、というわけ。
シンプル&機能的なトートのお手本
COACH[コーチ]
キャリッジ トートバッグ
アーカイブのトートを基に、ハンドル長を左右両方のベルトで調整できるようアップデート。手持ちでも肩掛けでも快適な、機能的なトートバッグだ。開口部には天ファスナーが付いており、貴重品の持ち歩きも安心。W39.5×H34×D16.5cm。各13万2000円。
オーセンティックを地でいく舟形フォルム
レザーの上質がカジュアルを格上げ
COACH[コーチ]
キャリッジ バックパック
被せ&巾着留めの開口に、クラシカルな薫り漂うバックパックだ。その一方、機能は最新のそれ。正面の金具は、着脱しやすいドッグリーシュタイプにアップデート。背面のファスナーから直接内部へアクセスすることもできる。W30×H47×D17cm。各16万5000円。
使える大ぶりなフロントポケット
マグネットボタン付きで開閉カンタン
COACH[コーチ]
キャリッジ メッセンジャー
サイドまで立体的に覆うフラップと、それを留める2本のベルトが目を惹くメッセンジャーバッグ。ベルトバックルは長さ調整のためのもので、開閉は忍ばせたマグネットボタンによりワンタッチで可能だ。多彩な収納も嬉しい。W30.5×H25×D9cm。各11万円。
フラップを留める2本のベルトが顔
商品の問い合わせ先/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン
☎ 0120-556-750
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※表示価格は税込み
写真/竹内一将(Ye) 文/秦 大輔 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/ENA HONJO