ド定番にこんなのあったの~!? 伝説的変化球アウター傑作選 Part2
古くは江夏のカーブ、今なら千賀のフォークばりに、マジっすか~!?と二度見確実! ここでは、周囲をアッと言わせる、伝説級の変化球アウターを厳選。ド定番ブランドだからこそ、見逃しがちかもよ?
シャープなフィットでダウン封入の名人技
SLOWGUN
since 1998
Japan
スタジャンの名手「スロウガン」初のライナーダウン
スタジャンの名手、スロウガンがブランド史上初となるダウンバージョンを開発! 身上のタイトシルエットを損なわないよう、ダウン量を調整し、着膨れせず、かつ暖かいという絶妙なバランスを試行錯誤したんだそう。上品シェニール織りのボディやシープレザーの袖も相まって、印象はダウン入りにはまず見えない普通のスタジャン。スポーティすぎず、上品すぎず、のバランスもお見事!
スタジャンダウン
ボディはコットン82%×ウール18%のシェニール織りで、ソフトで手触りのいいパイルのようなタッチ。袖にはしなやかで断熱効果の高いシープレザーを使用している。ネイビー、ダークグリーンの2色展開。7万4000円。
(問)White slowgun
TEL.03-3770-5931
https://www.slowgun.jp
スマートに着るならダイヤの“グレー”が切り札
LAVENHAM
since 1969
United Kingdom
キルティングジャケットの元祖「ラベンハム」の盲点カラー
これは盲点でした。じつは以前からあったという、シャイニーなリージェントグレー。定番カラーよりも洗練度はこっちが上! 「スーツに合うラベンハム」として完成されたシルエットと丈を持つ「デンストン」ってのも妙味です。衿にも同色コーデュロイが施されシックな雰囲気。スーツに合う形だけに、休日カジュアルもスマートに。オンもオフも、切り札はデンストンのグレーと覚えましょう。
DENSTON 3
進化する定番として位置づけられる、デンストンの新作第3弾。ジャケットに羽織れるゆとりと着丈は残し、よりモダンですっきりしたシルエットに。シャイニーな生地は、撥水性もあるラブンスター。4万6000円。
サイのニット2万7000円。(問)マスターピースショールーム ワンズストロークのパンツ1万6000円。(問)ワンズストローク カリデイのグローブ1万2000円。(問)シップス 渋谷店
(問)ブリティッシュメイド 銀座店
TEL.03-6263-9955
http://www.british-made.jp/
正統を継ぐ美ドレープが叙持
TRADITIONAL WEATHERWEAR
since 1974
United Kingdom
マッキントッシュのDNAを受け継ぐ「トラディショナル ウェザーウェア」の英国製“チェスターコート”
英国の伝統アウターに今の気分を取り入れた、トラディショナルウェザーウェアの英国製ライン「T.W.W.」。なかでもパッチポケット付きでワークな味付けをした“チェスターコート”は、カジュアルにこそ着たい意欲作! アンライニングでゆったりシルエットながら、そこは正統を受け継ぐブランド作。美しいドレープと光沢を備え、サッと羽織ればただちに男前なこなれ感が生まれます!
HACKNEY
コシの強い英国産ウールフランネルを使ったアンライニング。旬の肩が落ちたゆったりシルエットで、カジュアルが即サマになるレアなチェスターだ。ショップコート風の内ポケも付属。5万9000円。
(問)トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店
TEL.03-6418-5712
http://www.tww-uk.com
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/竹内一将、中田昌孝(STUH) 大志摩 徹 三浦伸一 吉岡教雄 武蔵俊介 久保田彩子 文/秦 大輔 押条良太(押条事務所) 礒村真介 桐田政隆 宮嶋将良(POW-DER) トロピカル松村 スタイリング/武内雅英(CODE)