インラインだけでなく、別注も知らなきゃ損。トゥミには蜜月のセコンドがおり、モノ好きを熱狂の渦へ導く逸品を生み出してくれるからです。そこで別注を手掛けたキーマンとともにお届け。ファン歓喜の逸品をお披露目します!
トゥミ[別注&コラボ]
背負ったときの違和感をなくした革新3way!
シップス バイヤー 今村恭平さん
ドレス部門のバイヤー。今回の3wayバッグはトゥミとしても画期的だったことから、“今村スペシャル”と呼ばれていた。
これはもしかすると、カバンの新たなエポックメイキングとなるかもしれません! というのもシップスの今村さんは、ビジネスマンがリュックとして背負っている3wayブリーフに、ある思いを抱いていました。
「近年は3wayのなかでも、リュックとして使う人がもっとも多いんだそうです。ただ背負ったときの横向きの鞄の表情、ハンドルが右側一方にはみ出していたりして、少し違和感がありませんか? であれば最初からリュックとして違和感のないデザインなら、と思ってたんです」。
そして3年ほど前からしつこ~く(笑)、トゥミに打診。本国のアプルーバルが厳しいなか「シップスがそこまで言うなら」と一から作ったのが今村さんの手元にある一品です!
「リュックがメインならコレがいいよね!?」―今村さん
「リュックとして違和感のない縦向きのデザイン、ハンドル収納用ポケットを設けた3wayバッグです。通勤や移動はリュックメイン、他社を訪問するときだけブリーフとして手持ち、なんて人にもピッタリです。」
「トゥミでは初のデザインでしたが個人的には百点満点の出来! 近頃増えている、自転車通勤にも最適な3wayだと思いますね」
ビギンスタッフがカバンの実力を5段階分析
ライター
礒村真介さん
数年前まで編集部に在籍していたベテラン。カバン特集などを通して、トゥミとブリーフィングの数々の名モデルに触れてきた。
スタイリスト
佐々木 誠さん
なんでもござれな敏腕スタイリスト。ドレスにもカジュアルにも振れるため、両ブランドのカバンはスタイリングで重宝している。
編集部
ナカシマ
もうすぐ編集者歴3年目。就職活動時はトゥミを使用。休日バッグはブリーフィングを使用。両ブランドへの愛は結構なものと自負。
①オンオフ度:ドレスとカジュアル、両方にしっかり馴染むかどうか。
②機能性:防水など、痒いところに手が届く機能があると高得点。
③軽さ:荷物を運ぶ以上、本体の重量がいかに軽いかは大事。
④小分け度:整理整頓の鍵となるポケット数が評価の基準。
⑤容量:キャパシティ。“たっぷり収納”が正義!
[トゥミ]
リュックとして違和感のない3way
TUMI[トゥミ]
シップス別注 アルファ 3 ミッド 3WAY バッグ
付属パーツまでネイビーで統一しているのもシップスならではの別注。フロントに大ぶりな防水仕様のポケットを備え、濡れたものの収納に便利。アクティブに使え、リュックメインの使い勝手とも相性がいい。W41×D30×D11cm。7万7000円(シップス 渋谷店)
縦向きデザイン&ハンドルを収納できることで、違和感のないリュックスタイルに!
内装のポケットも縦向き設計に
大ぶりな防水仕様のポケットも親和性◎
他にも名作あり
インラインにはないコンパクト仕様
TUMI[トゥミ]
ユナイテッドアローズ別注 トートバッグ
アルファコレクションの完全別注トート。コンパクトでも豊富な収納を備え、開口部はジップ式で安全。シックなオール黒でオンオフ兼用も◎。W42×H30.5×D10.2cm。6万3800円(ユナイテッドアローズ 原宿本店)
パッカブルで使える鮮烈カモ柄トート
TUMI[トゥミ]
ソフネット別注 ジャスト・イン・ケース・N/S・トート
ソフを象徴するネイビーカモでアレンジしコーデのアクセントにも重宝。バリスティックナイロン製ポーチも付属。トート/ W29×H39.5×D12.75cm。ポーチ/W22.5×H18×D1.25cm。1万7600円(SOPH.)
※表示価格は税込み
[ビギン2022年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。