高品質な超長綿の質感が発色のよさを引き立てる
旬なアイテムと比べると、見過ごしがちな定番のマイナーチェンジ。ですが、そこには思わずうまい!とヒザをうつアレンジが! 名門の定番ゆえの安心感はそのまま、“微差こそ大差”なトピックを紹介します。
【バトナー for UA】定番のココが“うまいな〜チェンジ”
指名買いの絶えない代表作の特別なミント色
度目の詰まった、生粋の日本製。2万4200円(ユナイテッドアローズ 原宿本店)
BATONER for UNITED ARROWS[バトナー フォー ユナイテッドアローズ]
シグネチャー ニット
国内屈指のニットの産地として知られる、山形県は寒河江発のファクトリーブランド。その代表作が、上質なスーピマコットンを使い特殊な紡績と撚糸方法によって美しい畦目に仕上げたクルーネックニット。
そんな名品を別注によってさわやかなミントカラーにしたことでグッと春らしくアップデート。リラックスしたフォルムも手伝い、格別に垢抜けた表情に。
(BATONER/バトナー)
バトナーに学ぶ編み方講座
《インレー編み》
2本の糸を使い、裏面を編まずにループを残すことで厚みが出せるのがこの編み方。保温性に優れ、3本の糸を使う裏毛と似ているが全くの別モノ。速乾性が高く、伸びにくいのも特徴だ。2万4200円(バトナー)
《天竺編み》
最も基本的な編み方で、メリヤス編みともよばれる。薄くて伸縮性に富み、Tシャツの多くはこの編み地。本作ではスヴィン綿を、太い糸に紡績。その糸を複数本に束ねて編み立てている。2万4200円(バトナー)
《畦編み》
ニットの代表的な編み方のひとつ。表裏の目を交互に編むことで生じる、畦道のような畝がその特徴。リブ編みとも呼ばれ、伸縮性が高い。本作はこの畝を象徴的なデザインとした点も人気の理由の一つとなっている。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年5月号の記事を再構成]スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/北村達彦 イラスト/TOMOYA その他のスタッフクレジットは本誌をご覧ください。