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ゆるりバスクシャツ BASQUE SHIRT

[BASQUE SHIRT]
一枚ただ着るだけでフレッシュに印象激変

ベーシック好きな読者の皆さまなら、バスクシャツなんて色違いで何枚も持っているかと存じます。でも、手持ちのやつを久々着たら何だかしっくりこない……なーんて思い、しませんでしたか? パンツも太めがデフォルトとなった今、体にフィットするアレを上手に着こなすのってちと難易度高いんですよね……。

てなわけで、気づけば気鋭ブランドのバスクも老舗のバスクもビッグシルエットが主役に。ゆるりとしたバスクシャツ=“ゆるりバスク”と呼びますが、着るだけでいい具合にニュアンスが出せてフレッシュに映る♡とあって、お洒落さんはみんなコレに首ったけなんです!

ボーダーは太って見えるなんてよく言われますが、ゆるりバスクなら体型不問で、むしろごまかせちゃうメリットも。加えてさすがは“イイ人そうに見える服”代表のバスクシャツ。ゆるくても清潔感にあふれているのがイイのよね。

【老舗】が挑戦する“いつもの”ビッグ化

ORCIVAL オーシバル

ORCIVAL[オーシバル]
Since 1939 フランス

メンズでは初登場のオーバーサイズ版。身頃にも袖にもたっぷりとしたゆとりが設けられ、今どきのリラックスシルエットが楽しめる。一方で、素材は昔ながらの硬派なそれ。フランスに数台のみ残るラッセル編み機で、時間をかけて編まれる。1万4850円(ビショップ)

ORCIVAL オーシバル
(ORCIVAL/オーシバル)

《BRANDマメ知識》
一般的なカットソー地に比べ、非常に多くの糸を使用した複雑な構造が特徴。洗濯や激しい動きにも耐えうる丈夫さがロングセラーの所以。

Le minor ルミノア

Le minor[ルミノア]
Since 1928 フランス

キャル オー ラインとのダブルネーム。ルミノアの倉庫に眠っていた’90年代のデッドストック編み地を用いた本作は、新鮮なビッグシルエットはさること、くすみのあるレアボーダーも見どころだ。編み地は肉厚で、洗うほど味が増す。2万1780円(ユナイト ナイン)

Le minor ルミノア
(Le minor/ルミノア)

《BRANDマメ知識》
仏・ブルターニュ地方に創業したルミノアも、フランス海軍御用達ブランド。制服に採用されたことも。今なお生地からの一貫生産にこだわる。

FDLT フィデリティ

FDLT[フィデリティ]
Since 1941 アメリカ

身頃や袖はワイドだが、着丈はコンパクト。衿の開きも控えめと、クリーンに着られる大人なバランスが魅力の一枚だ。袖口の幅が広いのも特徴で、袖まくりによって表情に変化をつけられる。首裏をテープで補強した、タフな作りも頼もしい。7700円(フィデリティ)

FDLT フィデリティ
(FDLT/フィデリティ)

《BRANDマメ知識》
アメリカ海軍にピーコートを納入していたことで知られる老舗で、ブランド名が表す「忠実」なモノ作りは、品質かつ価格においても通ずる。

 

ちなみにセントジェームスにはモックネックビッグがあり

セントジェームス SAINT JAMES
ビッグ&モックと、これまた旬な組み合わせ! 1万3530円(セントジェームス代官山)

【気鋭デザイナー】の“新解釈”ゆるりバスク

 

あま〜いソフトタッチがリラックス感を際立たせる

Outil ウティ

Outil ウティ

Outil[ウティ]
Since 2016 日本

ゆるりバスク人気の火つけ役にして、入荷→完売を繰り返すキラーアイテム「トリコ ア」。仏軍のデッドストックを基にデフォルメ化したデザインは、ワイド加減といいネックの広さといいかなり個性的。ありそうでないカラーもココらしい。1万9800円(ウティ)

Outil ウティ
(Outil/ウティ)

《デザイナー宇多悠也さん’s VOICE》
糸の染色から行えるフランスの工場で、毎シーズン気分で色を変えながら作っています。この色はイタリアントマトをイメージしました。

 

配色や蛇腹のモチーフはまさかの“アレ”!

beta post ベータ ポスト

beta post[ベータ ポスト]
Since 2019 日本

ニットのような極厚の編み地で作られた本作は、極端に縞の少ないデザイン。パーツごとに編み止めしたものを縫製するため、裾や袖口にステッチが見られないのも個性的だ。でもってモチーフが“プラスチックストロー”てのが最高でしょ? 2万9700円(ベータ)

beta post ベータ ポスト
(beta post/ベータ ポスト)

《デザイナー江崎 賢さん’s VOICE》
プロダクトを通して、ファッションとしてだけでなく、観る人の思考を促す媒介になればという想いでモノ作りをしています。

これさえわかれば語れる!
[フレンチマリンの王道]バスクシャツ簡単GUIDE

バスクシャツ

①起源はフランスの漁師!

フランスの漁師
バスク地方の船乗りが防寒下着として着用していたカットソーに、フランス海軍が着目。制服として採用したのがバスクシャツだ。ボーダー柄=海に落ちても目立つのが採用の理由であった。

②見た目でわかる、二大ボーダーのちがい

SAINT JAMES セントジェームスのウェッソン
セントジェームスのウェッソン 1万1880円(セントジェームス代官山)

【漁師由来】のウェッソン
[首元]開き具合は標準的
[ボーダー]全体に2対1のピッチ
[生地]凹凸感豊かで強いコシ

SAINT JAMES セントジェームスのナヴァル
セントジェームスのナヴァル 1万4850円(セントジェームス代官山)

【海軍由来】のナヴァル
[首元]ウェッソンよりも広め
[ボーダー]上下に余白ありの2対1のピッチ
[生地]フラットかつやや薄手

③「バスクシャツ」という言葉はフランスでは通用しない

本国フランスでは、主にドーバー海峡に面するブルターニュ地方で生産されていることから、「ブルトンマリン」などと呼ばれる。「バスクシャツ」はどうも、日本で作られた言葉のようだ。

 
※表示価格は税込み


[ビギン2022年5月号の記事を再構成]スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/北村達彦 イラスト/TOMOYA その他のスタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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