ベーシックな見映えなのに、着るとな〜んか雰囲気がある。おそらくそれは、服が備える諸々の「すごい」が滲み出ているから。自然体のこなしが気分の今、そういう“モノ力”に着目するのが周囲に差をつける鍵ですよ!

無難になりがちなセットアップもNY仕込みなら無難とは無縁

アールアンドティーのスタジオジャケット/スタジオパンツ

アールアンドティーのスタジオジャケット/スタジオパンツ
肩が落ちるゆったりしたシルエットのジャケットに、腰やワタリの生地をたっぷりとった2タックのテーパードパンツをセット。ラフな着こなしを前提とするため、あえて裏地も張っていない。カラーはネイビーとブラウンがあり。ジャケット各3万5000円、パンツ各2万8000円。

(問)ネペンテス
TEL.03-3400-7227
http://www.nepenthes.co.jp/

 

背中に入ったプリーツで独特のAラインシルエットに

アールアンドティーのスタジオジャケット/スタジオパンツ

身幅の広いジャケットは背中の中央にプリーツを入れ、独特のAラインを描くように仕上げている。ちょっとスモック風であり、昔の画家が着ていたジャケットのようにも見える。

 

ガシッと男らしい太畝のコーデュロイ

アールアンドティーのスタジオジャケット/スタジオパンツ

生地は6W(ウェル)のコーデュロイ。6Wとは1インチの中に6本畝があるという意味で、かなり太畝の部類だ。上質コットン素材を使用したことで程よく光沢があるのも魅力。

 

パンツはとことんリラックス感を追求

アールアンドティーのスタジオジャケット/スタジオパンツ

2タック入りのパンツは、腰にゴムとドローコードを仕込んだイージー仕様。もちろんベルトループを使ってベルトも締められる。なおヒップポケットは片側のみ。

 

デザイナーはEGの鈴木大器氏!

アールアンドティーのスタジオジャケット/スタジオパンツ

2008年から展開するネペンテスのNY企画ブランドROUGH&TUMBLEが、2016年秋冬より名称を変更。デザイナーはEGの鈴木大器氏で、生産はすべてNY工場。当初はシャツ中心だったが、現在は幅広いアイテムを展開する。

 

スーツ然としてないから逆に洒落感が際立つ!

アールアンドティーのスタジオジャケット/スタジオパンツ

カジュアルセットアップが流行っていますが、これだけ猫も杓子もな状況だと、なかなか周囲と差がつきませんよね? その点ネペンテスのNY企画ブランド、アールアンドティーの新作はいかがでしょ。ジャケットは肩が落ちるほどゆったりしたシルエットで、2タック入りのテーパードパンツも腰回りやワタリがたっぷり。そして生地は今季注目の太畝コーデュロイと、かなりワークやリラックスウェア然とした佇まいが自慢です。でもそれが羽織ると格段に洒落て見える! この野暮と洒脱の絶妙なバランス、さすが鈴木大器氏のデザインと唸らされます。

むろんこういうデザインだとさすがにオンオフ兼用は難しいでしょう。でもそこが大事。下手に仕事で着ることを意識してスーツ然としたセットアップを選んじゃうから、無難なスタイルになってしまうんですよ。カジュアルセットアップはすっぱり遊び着と割り切る。そんな真理を改めて教えてくれた“すごい”セットアップです。

鈴木大器氏らしいワークテイストと、今どきのリラックスシルエットをMIXしたような新鮮なセットアップだ。
オーラリーのカットソー1万7000円。(問)オーラリー 
アヤメの眼鏡3万円。(問)アヤメ 
パラブーツの靴6万5000円。(問)パラブーツ青山店

 


[ビギン2017年12月号の記事を再構成]
写真/竹内一将(STUH) 若林武志 文/吉田 巌(十万馬力) 桐田政隆 礒村真介 押条良太(押条事務所) 黒澤拓也 灰岡美紗 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/北村達彦 TOYO(Bello)

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