特集・連載
2017年頃HITチャート♪:ローテクスニーカーの普通を超えてゆけ~
プロのスケーターも愛用! 老舗SBシューズの戦力を分析
傑作スニーカーの超現代ヒストリー '90s~2010年代編 1900年代から始めるのがスニーカー史のセオリーですが、今回は雑誌ビギン創刊の1988年を起点に超現代をフィーチャー! この記事は特集・連載「傑作スニーカーの超現代ヒストリー ’90s~2010年代編」#15です。
ローテク界にハイテクの波が来た!
ソールがSB仕様に!
スケートボードが東京五輪の競技になったこともあり、メーカーはスケートモデルに注力。レトロ顔でもタフ、グリップ、クッション性に優れるハイスペックなモデルがイカしてた!
2010年代:西海岸ファッションの再ブームによりヴァンズ人気高まる
2022年:人気ブランドのSBモデルが定番に
元々はスケート用ではなかった!?
VANS[ヴァンズ]
オーセンティック
スケシューの代名詞、オーセンティックは、もとはラバーソール自慢のスニーカーをオーダーメイドで作る「The Van Doren Rubber Company」のベースモデル#44。これが優れたグリップでスケーターたちに人気となり、のちにオーセンティックの名でリリースされることになった。8800円(ヴァンズ ジャパン)
ZET BOYS
’66年にヴァンズが創業し、スケーターに人気となったオーセンティック。’76年にはトニー・アルバらによるスケートチーム、Z-BOYSがオーセンティックの履き口に衝撃を吸収するパッドを加え、コンビカラーでデザインしたエラを発表。これがスケートモデルのルーツだ。
プロ愛用♡ 老舗のSB戦力チャート
プロのスケーターも愛用する老舗SBシューズの戦力を、編集部が独断と偏見で分析しました!
アシックス
ASICS[アシックス]
クラシック・テンポ・プロ
コンボトリックを得意とする日本の実力派ライダー、カイキも愛用するスケートシューズ。「クラシック・テンポ」の後継モデルで、デッキとコンタクトするアイレットのステッチを隠すなど、細部にスケート仕様が盛り込まれている。1万450円(アシックスジャパン)
注目を集める日本の若きライダー
カイキ
ナイキ
NIKE SB[ナイキ SB]
アイショッド・ウェア ナイキ SB“ウィート”
S.O.T.Y. 受賞、アイショッド・ウェアのシグネチャーモデル。ウィート1トーン、サイドに通気性を高めるウェーブパネルを配するなど、デザイン性の高さはさすが。ミッドソールにはクッション性に優れたリアクトを採用。1万1000円(NIKE カスタマーサービス)
’13年スケートオブザイヤーに選ばれたスケーター。
ニューバランス ヌメリック
NEW BALANCE NUMERIC[ニューバランス ヌメリック]
272 NGM
世界最高峰の大会「Red Bull Souls」にも出場した、ロニー・ケスナーが着用。レトロな’70sコートシューズをベースに耐摩耗性に優れたトウ、安定性を高めるラバーヒールカウンターなど最新スペックを搭載する。9790円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)
コンバース スケートボーディング
CONVERSE SKATEBOARDING[コンバース スケートボーディング]
CS スリップオン SK
ヒールにシェブロン&スターをあしらった、シンプルなスリッポン。街履きもしやすいが優れた安定性を実現するラスト、タフでホールド感とクッション性に優れる作りで、しっかりデッキ上でもゴン攻めできる。8800円(コンバースインフォメーションセンター)
日本発のスケートブランドも出現
ARETH[アース]
モデル“I(レース)”
プロスノーボーダー、デザイナーなど多彩な顔を持つ永坂光寛氏が2001年に設立したアース。こちらは今もなお高い人気を誇る、1stモデルのⅠベルクロをレースアップにしたもの。インソールには衝撃吸収に優れたポロンを搭載。1万4780円(モータル トウキョウ)
※表示価格は税込み
[ビギン2022年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。