特集・連載
2013年頃HITチャート♪:厚底ランシューでHIKUI NO OWARI
一般のランシューの約2倍!! ホカの革新的なフカフカ厚底は身長UPにも♡
傑作スニーカーの超現代ヒストリー '90s~2010年代編 1900年代から始めるのがスニーカー史のセオリーですが、今回は雑誌ビギン創刊の1988年を起点に超現代をフィーチャー! この記事は特集・連載「傑作スニーカーの超現代ヒストリー ’90s~2010年代編」#12です。
誰でもスタイル◎ 厚底の神様は他でもないホカだ
目下ストリートでも厚~い支持を集めるホカ オネオネ。ビギンでは日本本格上陸と同時に、専門誌もまだ懐疑的だったさなかイチ早くご紹介しましたが、どうです、今や五輪ランナーのほぼ全員が厚底でしょ? さすがにその未来は見えてなかったけど(笑)。
ホカが真に革新的だったのは、単に厚底なだけでなく、マシュマロのように軽い弾性と、足全体をしっかり包み込み、足とシューズが一体化する設計となっている点。なおかつ次の一歩が自然と出るゆりかご的なロッカー形状も兼ね備え、つまりはランを徹底的に科学した賜物のディテールなのです。
……ということは重々承知しています。が、かくも街履きされるまでに至ったのは、雲上の履き心地に加えてそのボリューム感と自然なスタイルアップ効果が人気を底上げした結果と思う次第! 下のように背が高くなるシューズを普及してくれた功績や大で、バウンスの神様、今日もありがとう♪
厚底によりロード競技があまりに高速化したため、4cm以上のソールが禁止に。昨年、1cm超えで失格となった選手も。
マシュマロのようなクッション性
HOKA ONE ONE[ホカ オネオネ]
ボンダイ 7
ソリッドなモノトーントレンドを生んだのも、他でもないホカ。ボンダイは同社のロードランシュー中最大のクッション性を誇り、フカフカ5.5cm厚(編集部調べ)のソールが負荷NOを可能にする。2万3100円(デッカーズジャパン)
膝思いのフカフカが高見えに貢献
身長UPが叶う底の高さ選手権!(地面から踵まで/編集部調べ)
上から、ブラックから覗く差し色がセンスよし!な〈エナザイト Z+〉1万7600円(デサントジャパン)/北欧発の注目ブランド。〈イコニオルティックス〉1万4300円(シードコーポレーション)/米老舗の定番は大柄なアメリカ人にも支持される衝撃吸収性が◎。〈ゴースト14〉1万4300円(アキレスお客様相談室)/フレッシュフォーム搭載の最上モデル。トリプルブラックカラーが渋い。〈フレッシュフォーム 1080〉1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)
※表示価格は税込み
[ビギン2022年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。