シティポップ人気再燃を契機に’80sリバイバル続々!
画像提供:ポニーキャニオン
シティポップ人気再燃のキッカケに
松原みきの「真夜中のドア~stay with me」
事の始まりは2020年10月。インドネシアの女性シンガー、レイニッチが’79年に発表され、’80年代にヒットしたこの名曲のカバー動画をYouTubeにアップしたところ徐々に注目を集め、2021年に入って日本のみならず世界中からいいねが殺到。
初めて触れる世代には新鮮に聞こえた様子で、シティポップ自体の人気が再燃することとなりました。
そしてそれも契機となってか、’80年代のモノ・コト全体に人気が飛び火。ビギンでも2021年、何度も何度も’80年代モノを推してきました。ここではそのリバイバル史をダイジェストでオサライします。
世界中で’80s回帰現象ゾクゾクッ!
ちなみに……ビギンでも’80sリバイバル続々!
’80:日本コロムビアからレコードプレーヤー発売(リバイバル①)
’81:大瀧詠一『A Long Vacation』リリース
’82:東北新幹線・上越新幹線開業
’83:パソコン・ワープロがブームに
’84:「アニエスベー」日本上陸(リバイバル②)
’85:ナイキ「ダンク」発表(リバイバル③)
’86:西武園ゆうえんちに当時最大級のジェットコースターオープン(リバイバル④)
’87:渋カジブーム到来
’88:ニューバランス「M996」発売(リバイバル⑤)
’89:『平成』の幕開け
’80:リバイバル①
どこか懐かしい見た目のチープシック名機が話題
ANABAS audio[アナバス オーディオ]
ポータブルレコードプレーヤー
かの日本コロムビアが手掛けた名機の復刻版も、昨今のレコード人気再燃の波に後押しされ大ヒット。インテリア感覚で壁掛けして使用する洒落者も急増しました。W22×H7.3×D38.5cm。1万9800円(太知ホールディングス)
’84:リバイバル②
上陸後爆発ヒットの仏・名品がパワーアップ
agnès b.[アニエスベー]
カーディガン プレッション
’79年に生まれた不朽の名作は、上陸後本格的にブレイク。その後多くのモデルが登場する中で、日本の気候に最適な天竺版を2021年夏にビギンが発見。超定番の新顔に舞い上がった1年なのでした。1万3200円(アニエスベー)
’85:リバイバル③
レトロ風味むんむんの限定配色モデルが続々ヒット
Nike Sportswear[ナイキ スポーツウェア]
ダンク ロー レトロ
2020年に誕生35周年を迎え、名機ダンクがリバイバルヒット。その余波で2021年もダンク熱は高まり続け、上のようならしさが凝縮されたカレッジ配色の限定モデルもゾクゾク登場、いずれも完売御礼となりました。
’86:リバイバル④
2度目のリニューアルは昭和にタイムリープ!?
西武園ゆうえんち
ビギンも本誌連載「ナウのれん」で昭和レトロブームに注目!
2021年に“昭和レトロ”をテーマにリニューアルオープンし、’86年に“ループ・スクリューコースター”が稼働して以来、久方ぶりのブレイクを果たした西武園ゆうえんち。名物連載「ナウのれん」でも世のレトロ熱を詳報しました。
名物連載「ナウのれん」
「ナウのれん」でクリームソーダにも密着!
’88:リバイバル⑤
ニューバランス「M996」発売
詳しくはコチラの記事でチェック♪→「ニューバランスの二傑は渋カジブームからずっと洒落者のスタメンだ」
※表示価格は税込み
[ビギン2022年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。