フリーランスPR 田中 遥さんをめぐる、これからのシン・スタンダードとは #037
「照明とアートの二役をこなしてくれる」
フリーランスPR/ディレクター 田中 遥さん
リビングを低めの家具で統一していたので、上の空間を埋めてくれる照明を探していたとき、ちょうど先輩のインスタで見て「これだ!」って。
即DMを送って購入先を教えてもらい、晴れて我が家のメイン照明へと招き入れることになったんですが、実際に使ってみると、やっぱり本物の溶岩を削って作られているだけあって、想像以上に存在感があるんですよね。
小さくて悪目立ちはしないんだけど、吊るすとまるで宙に溶岩が浮かんでいるような、いい意味での違和感があって、照明としてもアートとしても機能してくれる。玄関口の照明と併用すれば、20畳のリビングも温かみのある電球色で隅々まで照らしてくれるし、明るさ的にも満足してます。
それともともとアメリカンならアメリカンだけ!北欧なら北欧だけ!……みたいに、リビングをなにかひとつのテイストに縛るのが嫌で、あえて家具のジャンルもバラバラにしていたんですが、この無国籍な雰囲気も、そういうコンセプトにはピッタリだなって。
マテリアルに関しても、スチールやレザー、ガラス、ウッドといろいろな家具を取り入れていたんですが、さすがに溶岩は初(笑)。でも眺めてて飽きないし、意外にどの素材にも馴染んでくれるので、鉱物の懐の深さに敬服してます。
MORE LIGHT[モアライト]
ペンダントライト
福岡の雑貨店“モアライト”が、本物の溶岩を使って製作したオリジナル照明。引っ掛けシーリングが付属するので、吊るして即使用可能。一点一点形が異なるのも魅力。「ペンダントライト」1万4300円~(モアライト)
フリーランスPR/ディレクター
田中 遥(たなかよう)
1991年生まれ。ビームスのプレスを経て2021年に独立。ブランドPRなどをこなす傍ら、独自セレクト光るEC「’sヴィンテージ」を運営する。インテリアに造詣も深く、この照明と合う鉱物系家具をリサーチ中。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。