特集・連載
イエティナ 牟田口 崇さんをめぐる、これからのシン・スタンダードとは #034
100人をめぐる、これからのシン・スタンダード モノを持たない風潮の今、本当に価値のあるモノってなんだろう? 身の丈に合わないモノはいらないし、ファストな使い捨てモノなんてもっといらない! とはいえ一切無駄を省いた生活もなんだか味気ないような……。大切なのは、何を所有するかよりも、どう向き合うかという視点。モノ選びの賢人たちは今、何を選び、どんなライフスタイルを志向するのか? 100人への取材を通じて、これからのスタンダードを探ります。 この記事は特集・連載「100人をめぐる、これからのシン・スタンダード」#34です。
「このプロジェクターがあればテレビは必要ありません」
イエティナ ブランドディレクター 牟田口 崇さん
昔からテレビが大好きなんです。ずっと見ちゃうから仕事が捗らない(笑)。それでメリハリをつけようと、思いきってテレビのない生活を始めたのが5年前。でもやっぱり味気ないんですよね。またテレビを買おうかなぁと迷っていたときに出会ったのが、アンカー・ジャパンのネビュラ カプセル 2です。
かつては手が届かなかった憧れのプロジェクターが、高画質で約6万円で手に入る。しかもオートフォーカスや台形補正機能も備えているから、面倒な調整いらずで大迫力の映像が楽しめる。これはいいぞ、と即決しました。
見たい映像を自分でチョイスするというプロジェクターならではの能動的な行為もしっくりきた。テレビから垂れ流される映像をダラダラ見るのとでは、充実度がまったく違いますからね。
あとテレビって置き場が決まっているけど、軽くてコンパクトなネビュラ カプセル 2は一か所にしばられない。インテリアの自由度はかなり上がりましたね。
それにじつは今、東京、香川、佐賀の3拠点生活をしていて。すべてにテレビを置く必要がないのも経済的。プレゼンするときや車中泊、キャンプなど、家だけでなく仕事からアウトドアまで重宝しています。テレビっ子はもう卒業! これさえあれば毎日大満足です。
Anker Japan[アンカー ジャパン]
ネビュラ カプセル 2
500ml缶より小さなボディで、最大100インチの大画面が楽しめる。Android TV 9.0を搭載、Netflixなど多様なコンテンツが直接投影可。Φ約8×H15cm。「Nebula Capsule Ⅱ」5万9800円(アンカー・ジャパン)
イエティナ ブランドディレクター
牟田口 崇(むたぐちたかし)
1986年生まれ。兵庫県発のニットブランド「イエティナ」をはじめ、多くのアウトドアブランドを手掛ける一方、フライフィッシングプロモーターとしても活躍。最近ハマっているアニメは『攻殻機動隊』。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。