初のスマホ連動が可能に「ティソ T-タッチ コネクト ソーラー」

「ティソ T-タッチ コネクト ソーラー」は全6型の展開。写真上は、キャッチーなレッドカラーのシリコンストラップ付きタイプ。その鮮烈なレッドが絶妙な差し色になって、カジュアルの小粋なアクセントに！　チタンケース採用。12万4300円。

スマートフォン連動機能も追加され、ますます便利になりました

ティソ（TISSOT／1853年、スイス・西北部ヌーシャテル州ル・ロックルにて創業）が、世界初のタッチスクリーン搭載腕時計「ティソ T-タッチ（Tissot T-Touch）」を発売したのは1999年のこと。2000年以降、さまざまなメーカーからスマートウォッチが誕生していますが、ティソはそのタッチスクリーンをはじめとする多様な最先端技術を創造しながらも、あくまでも時計であることの本質を見失うことなくプロダクトの開発に努めてきました。

そうした成果のひとつが、今回紹介する「ティソ T-タッチ コネクト ソーラー（Tissot T-Touch Connect Solar）」といえるでしょう。もはやお家芸ともいえるタッチスクリーン機能は標準装備とし、ソーラー充電システムでは、ティソが本社を置くル・ロックルにほど近いヌーシャテルにて、マイクロエレクトロニクス開発を手がけているCSEM研究所が開発した最新世代の太陽電池を導入。受光状態や使用状況にもよりますが、スマートフォンと連動させた状態で最長で約6か月、非連動状態ではなんと最長10年の駆動が可能（！）という頼もしさです。

前モデルの「T-タッチ ソーラー エキスパート」にも搭載されていたカレンダー、タイマー、ストップウォッチ、アラーム、コンパス、高度計、天気予報といった機能はしっかり継承。加えて、加速度計に紐づけられたアクティビティトラッカーが新たに搭載されたことで、歩数、移動距離、消費カロリーを記録することも可能になりました。

また、スマートフォン連動機能を初導入。これにより、メールや電話の受信を文字盤下部の表示で通知してくれるのですが、日本語表示もちゃんと対応！　これは嬉しい限りです。

日々の生活やあらゆるビジネスシーンで重宝な賢い機能がてんこ盛りであるうえ、その姿はスポーティ＆モダンで、しかし、時計としての伝統的な佇まいや上質な質感もしっかり併せ持つ、この「ティソ T-タッチ コネクト ソーラー」は、技術に対してたえずアグレッシブな姿勢を貫きながらも、時計の老舗たるを心得るティソの意欲作と呼ぶにふさわしい最注目モデルといえるでしょう！

こちらはチタンケース＆チタンブレスレット採用タイプ。ベゼルは傷防止加工セラミック製だ。13万8600円。

写真は「ティソ T-タッチ コネクト ソーラー」のブラックラバーストラップ採用4型。上段左／アクティブで若々しい印象のブラック文字盤＆ベゼル×チタンケース・タイプ。12万4300円。上段右／チタンケースにローズゴールドPVDコーティングを施してクラス感UP。13万5300円。下段左／精悍なオールブラック・タイプ。ケースはブラックPVDコーティングのチタン製。13万3100円。下段右／ブラック文字盤＆ベゼルに針やフォント、マーカーのオレンジが映え、よりスポーティな印象に。ブラックPVDコーティング・チタンケース採用。13万3100円。

問い合わせ先／ティソ　☎ 03-6427-0366
https://www.tissotwatches.com/

※表示価格は税込

文/山田純貴