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「最高級カジュアル」とは何か……? それを探るためには、やはり“プロの意見”を聞かないワケにはいきません。ここでは、日々その鋭い目を持って数々の名品と向き合う、MD&バイヤー陣を直撃! 今回はフリークス ストアのバイヤー、江原伸悟さんにお話を伺いました。いったい何が選ばれるのでしょうか?

 

アメリカ製のブーティーはやっぱり違う。なんか違うんです(笑)

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MYSTERY RANCH
Product_ブーティーバッグ
Price_1万5000円
トート×デイバの2wayバッグ。アメカジフリークにはたまらないメイド・イン・USA。

 

メイド・イン・USAこそ最高級の男のこだわり

「頭のド真ん中にある“メイド・イン・USA”という言葉。フリークス ストアは、ご存じの通りアメリカがテーマ。今季はなかでも、米国ブランドの米国製品を改めてフィーチャーしたいと。その代表がミステリーランチです」

実はフリークス ストアでは同ブランドをずっとピックし続けているそうで、まさにメイド・イン・USAの筆頭株なんだそう。

「まだ代理店がない10年ほど前に、モンタナ州ボーズマンにある工場にて直接買い付けて以来、ずっとメイド・イン・USAモデルの取り扱いを続けています」。

今でこそ大人気の同ブランドですが、昔から注目していたことに驚きます。ただ現在では価格を抑えたフィリピン製のリップストップナイロンを配したライトモデルもあります。

それと比べて米国製のよさを尋ねると、「根本的にコンセプトが違います。同製はミルスペック基準のもと製作され、コストは度外視。素材に頑強なコーデュラナイロンを使用したり、米国産を表す特別なタグを採用している。ライトモデルと比べるとお値段はそれなりに。ただそのこだわりに男なら誰しもが憧れますよね」と江原さん。

とくにオススメなのが、ビギン読者お馴染みのショエルトートことブーティーバッグだそう。

「アウトドアブランドゆえの無骨すぎないデザインでありながら、カモ柄によるミリタリーらしい土臭さもある。他社では表現できない、このバランスが絶妙。これもアメリカ製だからこその、特別な“味”。これこそ、最高級カジュアルなのではないでしょうか」

 

よく見るとタグが違うんです

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ミステリーランチの中でも、アメリカ製のものはタグが違うんです。ブランド設立場所であり自社工場もある、モンタナ州ボーズマンの地名がブランド名とともに施されています。

 

共同開発も実はしています

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3デイアサルトを一回り小さくした1デイアサルトは、フリークスストアとの共同開発品。PC収納用のオーガナイザーを備えるなど、都会を意識したディテールが特徴。4万2000円。

 

c_mono_1710_selectcasual_05_dフリークス ストア バイヤー 江原伸悟さん
アメリカ製品に対する思い入れはフリークス ストア内でも随一。その質実剛健なアイテムを、ジョン スメドレーなどの上品な逸品と交ぜるのが、お気に入りスタイルなんだとか。

 

(問)フリークス ストア渋谷
TEL.03-6415-7728
https://www.freaksstore.com/

※表示価格は税抜き

 


[ビギン2017年10月号の記事を再構成]
写真/上野 敦、船元愛美(プルミエジュアン) 文/吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 いくら直幸 伊藤美玲 桐田政隆 安岡将文 黒澤卓也 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/北村達彦

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