特集・連載
ファーストハンド 森畑優太さんをめぐる、これからのシン・スタンダードとは #017
100人をめぐる、これからのシン・スタンダード モノを持たない風潮の今、本当に価値のあるモノってなんだろう? 身の丈に合わないモノはいらないし、ファストな使い捨てモノなんてもっといらない! とはいえ一切無駄を省いた生活もなんだか味気ないような……。大切なのは、何を所有するかよりも、どう向き合うかという視点。モノ選びの賢人たちは今、何を選び、どんなライフスタイルを志向するのか? 100人への取材を通じて、これからのスタンダードを探ります。 この記事は特集・連載「100人をめぐる、これからのシン・スタンダード」#17です。
「ペットボトルを買わなくなりました」
ファーストハンド バイヤー 森畑優太さん
社会人になりたての頃、10kg以上体重が増えちゃったんです。これはヤバい!と食べ方を見直したり、運動したり、水をたくさん飲むようにしたり。
水は新陳代謝をスムーズにしてくれるんですよね。体重は戻りましたが水を飲む習慣は今も継続。「ナルゲン」の1リットルボトルを2本、水道水を入れて常に携行してるんです。
じつはダイエットを始めた頃はペットボトルを頻繁に買ってたんですよ。でも環境によくないしお財布にも響く。そこでいろんなウォーターボトルを比べて辿り着いたのがプラスチック製の「ナルゲン」でした。
医療機器の国際基準を満たした品質なのにお手頃で、お洒落なブランドとのコラボも多いボトルって他にないじゃないですか。そして何より、本体と蓋だけのシンプルな構造がお気に入り。
パッキンがないから洗いやすいし衛生的で、蓋とボトルが一体だから紛失もしない。毎日使うものだからこそ、そういうストレスがないのも手離せない理由なんです。
今、一人でもできて密にならないスケートボードにハマってて。使うのは平日が多かったんですが、今では休日にも欠かせない存在。水道水で十分なので、ここ2年ペットボトルはほとんど買ってません。環境にもお財布にも優しく、健康的にもいい選択でした!
nalgene[ナルゲン]
ウォーターボトル
国際基準を満たした米国内の認定自社工場で製造される高品質ボトル。写真左は「グラミチ」、右は横ノリブランド「パレス」とのコラボ作(どちらも本人私物)。定番「広口1.0リットルTritan」は購入可能。2030円(ハイマウント)
ファーストハンド バイヤー
森畑優太(もりはたゆうた)
1993年生まれ。フリークスストアの母体、デイトナ・インターナショナル入社後2年目でバイヤーに。2021年からは新業態「ファーストハンド」バイヤーを務める。オーリーで障害物を越えるのが今の目標。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。