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monthly dig タイトル

いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。

専業ブランドと見紛うオリジナルの品質に脱帽

DRESSTERIOR ドレステリアの吊裏毛シリーズ ジップアップスウェット
ドレステリア
吊裏毛シリーズ
ジップアップスウェット

生地を糸の自重だけを頼りに編む「吊り編み機」を採用。一機につき一日に7着しか編めないが、糸が無理に引っ張られないため、ふっくらと柔らかく、洗濯を繰り返しても型崩れしにくい一着が完成する。グレー、トープのほか生成り、ネイビー(下写真)もあり。各1万9800円。

DRESSTERIOR ドレステリアの吊裏毛シリーズ ジップアップスウェット

編集部 セキグチ

知られざる“オリジナルアイテムの名手”[ドレステリア]で発見!
(編集部 セキグチ)

吊り編み=上質なスウェット。読者の皆さんなら、もはや説明不要かと(笑)。で、どこのスウェット専業ブランドの!?と思った人、お目が高い。

実は本作、セレクトショップであるドレステリアのオリジナルアイテム。なんですが、その生産を担う工場は旧式吊り編み機を受け継ぐ、和歌山の希少な工場のうちの一つなんです! 

旧式吊り編み機
旧式吊り編み機

しかも、本シリーズは1998年のブランド設立当初より存在。同工場とはその頃からの蜜月で、糸の設計も本作だけのオリジナル。完成までには、数えきれないほどの試行錯誤があったとか……。ゆえに、その背景も作りも超正統。

これだけの品質のジップパーカならだいたい2万円は超えますが、こちらはU-2万円。定番のグレーに加えて、トープ(=グレーがかったブラウン)と、グレーに幅があるのが嬉しい。どちらをとるか、白黒つけがたいグレートな隠れ名作。見逃し厳禁です!

U-2万円なのに作りは超正統

DRESSTERIOR ドレステリアの吊裏毛シリーズ ジップアップスウェット

生地は特殊な加工技術で起毛させた「吊り裏毛」。ふんわりと柔らかな肌触りだ。縫製箇所は、4本針で平らに仕上げる“フラットシーマ”を採用。フードは立ちのいい二枚仕立てとするなど、細部まで抜かりない。

DRESSTERIOR ドレステリアの吊裏毛シリーズ ジップアップスウェット

 
(問)ドレステリア二子玉川店
☎ 03-5797-9048
https://store.world.co.jp/s/brand/dressterior/

ワールド オンラインストア
https://store.world.co.jp/

 
※表示価格は税込み


[ビギン2021年12月号の記事を再構成]写真/上野 敦、ダリウス・コプランド(以上、プルミエジュアン) 文/今野 壘 イラスト/TOMOYA

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