特集・連載
往年のサイズに回帰し、性能面も大幅アップ♪ ロレックスのエクスプローラー
秋の傑作モノLIST ここ一年の読者アンケートで人気上位となったブランドから“今欲しい”目線で傑作モノを抽出し、厳選してご紹介いたします! 今、Beginの考える“傑作モノ”の条件とは、①グッドデザイン、②グッドクオリティ、そして③グッドプライス。さ~て、アナタがこの秋“欲しい”ナンバー1は何ですか? この記事は特集・連載「秋の傑作モノLIST」#04です。
3m/m小ぶりがご起源です
ロレックスのエクスプローラー
小径時計がブームのなか、最後の“大物”がやってくれました。ナニって、今年登場した36mm径の新型エクスプローラーのことですよ。
従来の39mm径もどちらかといえば小ぶりの部類ながら、時計の3mmの差はかなり大きく、グッとコンパクトになった印象。でも年季の入った時計好き、ロレックス好きには、このプロポーションこそがEXPなんですよね〜。
というのも1953年の初代から2010年に先代が登場するまで、ずっとEXPは36mm径。昔からEXPはプロフェッショナル系ロレックスの中で最も幅広いスタイルに映えると評価されてきましたが、それはシンプルな顔立ちに加えて、このサイズも大きかったはず。
だからビギンとしてもこの原点回帰なサイズを大歓迎。もちろん新しい耐磁ムーブを積むなど、性能面も大幅アップしています。
なかでも狙い目はご覧のコンビモデルでしょう。じつはコンビはEXP史上初! 誰もが知る名作の格に加えて程よい華やかさで手首を大人に彩ってくれる、小ぶり時計の頂点的新傑作です。
1953年登場の傑作ウォッチが原点の36mm
ROLEX[ロレックス]
エクスプローラー
プロフェッショナル系のロレックスの中で最もシンプルなデザインであるエクスプローラーの新作が登場。前作より3mm縮小され、1953年に誕生した初代のプロポーションに近づいた。自動巻き。径36mm。SS×18KYGケース&ブレス。120万1200円(日本ロレックス)
エドモンド・ヒラリー卿ら英国遠征隊は、1953年にエベレスト初登頂に成功。これを支えたのが、ロレックスのオイスターパーペチュアルだった。この偉業がエクスプローラーの開発につながる。
シルバー×ゴールドのコンビカラーはエクスプローラー史上初!
エクスプローラーは長年ステンレス製モデルのみの展開で、ロレゾール(コンビ)仕様は今回が初。程よく華やぎ感を増し、アクセがシルバー系でもゴールド系でも、その両方を着けていても似合うのがイイ。
36m/m原寸大
日本人の細い手首にしっくり馴染むオリジナルサイズに回帰したことで、エクスプローラーのシンプルビューティさが一層際立った感じ。本作ならコンビならではのさりげない華やかさもあり、小ぶりでも存在感十分です。
ムーブメントは最新SPEC
搭載するのは、数件の特許を取得する新世代の自動巻きムーブメントCal.3230。高精度にして耐衝撃性や耐磁性に優れ、パワーリザーブも約70時間にまで延長されている。
暗所視認性もバッチリ!
インデックスや針には、暗闇で青く光るロレックス独自の発光素材による“クロマライト ディスプレイ”の最新版を採用。より明るく、発光時間も長くなっている。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。