特集・連載
お湯を注いで、待つだけで最高においしいってホント!?
楽チンにおいしさを求めるなら「王道ボダム」でLet’sプレス!
お洒落な自宅コーヒーのはじめ方♪ コーヒーは好きだけど、自分で淹れるのはハードルが高い? いえいえ基本さえ押さえれば、誰にだっておいしいコーヒーは淹れられます。加えて探究心豊かな皆さんなら、知れば知るほどさらなるおいしさを求めてのめり込むことウケアイ♡ おうち時間が増えた今こそお洒落な自宅コーヒー、はじめましょ♪ この記事は特集・連載「お洒落な自宅コーヒーのはじめ方♪」#04です。
初心者が淹れてもアガりの味を楽しめます
本格コーヒーを味わいたいならやっぱり相応の道具と腕が必要?いえいえ、それは思い込み。フレンチプレスがあれば、誰でも最高の一杯を淹れることができます!
コーヒー抽出とはすなわち、豆のおいしい成分を液体へ移す作業。最も単純な抽出がフレンチプレスの浸漬式というもので、粉をお湯に浸すことでゆっくり成分を移します。手順は、粉を入れた容器にお湯を注いで軽く混ぜ、時間がきたらフィルターを下げるだけ♪
微粉が残るのは宿命ですが、油分を漉さないため、油にたっぷり含まれるコクや香味を楽しめるのがこれのミソ。言うなればその豆のすべてを味わえるのが、フレンチプレスで淹れるコーヒーなのです。
そしてフレンチプレスの王道といえば、デンマークの雄・ボダムのそれ。無駄を削ぎ落としたルックスはただただ美しく、比肩するものがありません。おまけにシンプルゆえ丈夫、ペーパー不要でランニングコストもかからないとあれば、投資価値は無限大ですヨ。
原点のパリスタイルを継承する洗練フォルム
BODUM[ボダム]
シャンボール
フレンチプレスの名は1950年代にパリで流行したことに由来する。シャンボールは当時のパリスタイルにインスパイアされたモデル。永遠のグッドデザインだ。容量0.35リットル。W11.1×H16.8×D8cm。4400円(ボダムジャパン)
ほんのちょっとの気配りで、うまコク~♡な一杯に
抜かりなきフレンチプレスのコツ
お湯を注ぐだけでOKなフレンチプレスも、ちょっとした気配りでさらなるおいしさが狙えます。豆のすべてを引き出すコツを、栽培からコーヒー作りに携わるプロフェッショナルに訊きました!
1.豆&湯を投入
豆15g(中挽き)に対して、250mlの湯を注ぐ。このとき、湯の温度はそうシビアに調整しなくてもOK。沸かしたてのアツアツを注ごう。
2.かき混ぜる
粉全体に均等に湯を行き渡らせるために、マドラーなどを使って5~10回かき混ぜる。なお、攪拌する回数を増やすほど味は濃いめになる。
3.抽出する
フィルターを被せて、4分間待つ。ちなみにペーパードリップでは欠かせない豆を蒸らす工程は、ここに含まれているので必要ナシ!
4.出がらしをプレス
4分経ったらフィルターをゆっくりと押し下げ、出がらしを底へ押しやろう。そのままコーヒーをお気に入りのマグに注いで完成♪
教えてくれた方
ミカフェート 商品企画・マーケティング部
臼倉空飛さん
「すべてを味わえるからこそイイ豆にこだわりましょう」
トップからエントリーまであらゆる階層でおいしいコーヒーを提供するミカフェートで、商品企画を担当。「道具がシンプルなのもフレンチプレスの魅力。アウトドアにもオススメです」
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。