特集・連載
赤黒史上最もリッチな“ジャパNEEDS”シャツ
究極のシャツ10選 Tシャツならヘインズ、デニムならリーバイス、革靴ならオールデン……。では、10年経ってもクロゼットの中心から決して外れないシャツってなに? それがテーマです。“リピート買いが絶えない”や“タフネスの極み”、“定番のアップデート”etc.。昨日も、そして10年後の今日も、気づけば着てる“究極の日常シャツ”をじっくり選び抜きました。 この記事は特集・連載「究極のシャツ10選」#10です。
WOOLRICH
オーセンティック フランネル シャツ
アメカジ好きなら一家に一枚は用意しておきたい、1850年から続くウールリッチのバッファローチェックシャツ。誰もが敬う超名作が、よりクラシックに、そして日本製でとことん着やすさを追求して生まれ変わったのがこちらです。
まずは、バッファローチェックをじっくりご覧ください。通常は正方形ですが、こちらは“リッチズ オリジナル バッファロー プレイド”という初期の長方形を採用。「ブルーブック」という由緒ある自社資料を基に忠実に復刻しているのです。
さらに前立て裏の別布や裾のガゼットなど、古きよきワークな処理を随所に施したとことんクラシックな仕様等コダワリはハンパなし! それでいて懐古趣味にとどまらないのも特筆すべきポイントでしょう。
素材をゴワッとしたウールではなく、尾州産の肌触りのいい上質なコットンに変更したことで3シーズン活用できるようにアップデート。モノ好きの日本人の琴線をくすぐるジャパニーズシャツ。新・10年選手に認定する次第です。
WOOLRICH[ウールリッチ]
オーセンティック フランネル シャツ
ブランドのアーカイブを基に、チェックの形から縫製処理まで徹底探究。ウールではなく、織物の産地・尾州で織り上げたコットンネルを使用したことで着心地も向上させた傑作シャツ。2万5300円(ウールリッチ 青山店)
ソフトな着心地のコットンネル生地
生地の傷みを抑える前立て裏の別布も◎
ベストな着こなし
「白T+デニムのTHE アメカジスタイル」
ウールリッチのシャツ2万5300円(ウールリッチ 青山店) リーバイスのデニム9900円(ダメージドーン 下北沢) ジーエイチバス×ビューティ&ユースのシューズ2万900円(ビューティ&ユースユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店) キジマ タカユキのキャップ1万3200円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) その他はスタイリスト私物。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。