特集・連載
一期一会!?の柄に出会える、もうひとつのパタゴニア
究極のシャツ10選 Tシャツならヘインズ、デニムならリーバイス、革靴ならオールデン……。では、10年経ってもクロゼットの中心から決して外れないシャツってなに? それがテーマです。“リピート買いが絶えない”や“タフネスの極み”、“定番のアップデート”etc.。昨日も、そして10年後の今日も、気づけば着てる“究極の日常シャツ”をじっくり選び抜きました。 この記事は特集・連載「究極のシャツ10選」#08です。
patagonia
パタロハ・シャツ
夏のパタゴニアと言えば真っ先にバギーズショーツを思い浮かべますが、もうひとつ絶対に外せないのがパタロハ。ヴィンテージモチーフのレーヨンアロハをリリースするブランドは多数ありますが、1986年にスタートしたパタロハは、毎年フレッシュなオリジナル柄を展開しています。
しかもコットン地のものが多いから、着やすく洗濯も楽チン。アーカイブ性もあるうえ、日本人好みな仕様だから根強いファンが多く、発売前から新作を問い合わせする人もいるほどプレミアムなんです。
さらに今回は、そんなファンたちをも驚かすパラカチェックが登場。パラカチェックは、一説によれば20世紀初頭にかけてハワイに渡った日系移民労働者が作業着として着ていた柄。実はトロピカル柄や和柄のものより古くからある“アロハ柄のオリジン”というわけなのです。
ただでさえコレクタブルなパタロハの、またとないパラカチェック。先を越される前に買っておかないと10年後に後悔することは自明でしょう。
patagonia[パタゴニア]
パタロハ・シャツ
リネンのような通気性を備えたドビー織りの100%オーガニックコットン製。柄を合わせた胸ポケやココナッツボタンなど、ディテールのこだわりもパタロハにファンが絶えない理由だ。1万5950円(オッシュマンズ 原宿店)
パタロハだけに付くオリジナルタグ!
祝祭にも使いやすい伝統のパラカチェック
ベストな着こなし
「スラックスでサラッと脱・トロピカル」
パタゴニアのシャツ1万5950円(オッシュマンズ 原宿店) レインメーカーのパンツ3万8280円(レインメーカー) ビルケンシュトック×ビューティ&ユースのサンダル1万9800円(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店) その他はスタイリスト私物。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。