特集・連載
1万円台で買える“英国のイームズ”知ってる?
安くていいモノ暮らし どんなによくても高級品はもういらない。ただの「安い」じゃ満足できない。世界が大きく変わってしまった今、毎日の暮らしを“ちょっと”よくしてくれるモノさえあればそれでいい! 願わくば、なるべくお金をかけずに!! 本企画では衣食住遊オールジャンルからお値段以上の本当にいいモノだけを編集部が厳選してお届けします。「モノを持たない」時代のグッドプライスって、いったい何だ? この記事は特集・連載「安くていいモノ暮らし」#01です。
今年1月に初上陸→人気カラーから即完売!
ヒル社製 ロビン・デイ ポリサイドチェア
今年1月からパシフィックファニチャーサービスで取り扱いが始まり、1か月余りで早くも1色が完売! 行列グッドプライスの筆頭として紹介するのは、ステイホームなお洒落さんの心にブッ刺さりまくった英・ヒル社のポリサイドチェアでございます!!
古きよきミッドセンチュリー期の匂いを濃厚に残すこの椅子は、英帝国勲章を持つ著名な家具デザイナー、ロビン・デイ氏によって年に生み出されたもの。
当時最先端の技術だったポリプロピレン射出成形を採り入れ、生産コストを抑えることで一躍、英国の空港や病院、スタジアムなど公共施設の定番チェアとなったのでした。
そんな英国のイームズともいうべき椅子が1万円台で買えるとあれば、完売も当然。正直、高級感はありませんが、媚びない骨太さが逆に男心をくすぐってくれます。
まだ知る人ぞ知る存在というのもソソるでしょ? 魅力に気づく人が増えるにつれて、さらなる行列が予想されます。ビビッと来たら迅速なアクションが肝心ですよ!
4脚揃えても“米国の”あの椅子1脚ほどですと!?
まず英国製でこの価格というのが驚き。高級感こそあの椅子に及びませんが、その分インダストリアルな趣が強く、これもまたカッコいい。さすが名店PFSのお眼鏡に適った椅子ですね。(インテリアスタイリスト 遠藤慎也さん)
“積んどくだけでもサマになるミッドセンチュリーの隠れ傑作”
レッド 13,200円/ホワイト、ブラック 17,600円
Hille[ヒル社製]
ロビン・デイ ポリサイドチェア
1906年創業の英国家具老舗、ヒル社を代表するポリプロピレン製チェア。4色展開。写真にないピートカラー(1万3200円)が速攻で完売、5月に再入荷した。ブラックも完売→再入荷という人気ぶり。レッドとピート、ブラックとホワイトで脚の仕上げが異なる。W53×H74.5×D50.5〈SH44〉cm。(P.F.S. PARTS CENTER)
ミッドセンチュリー期に活躍したロビン・デイによるデザイン
座面裏には誇らしくMADE IN BRITAIN
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。