特集・連載
“背負える”ד品革”仕様なら巾着はもっと使える! ピープントの巾着バッグ
今月のマンスリーDig いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。 この記事は特集・連載「今月のマンスリーDig」#17です。
いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。
実用面と見栄えのよさ。両方備えた巾着バッグ
ピープント
トゥリッパーノ
シューズブランドから派生する形で生まれたピープント。レザーの上質さや、高耐久で狂いのない縫製はそんな出自ゆえ。肉厚でも柔らかなレザーは傷が付きにくく、手に馴染みやすいのも魅力的だ。
(上写真)下/スエードのブラック。中/表革のクオイオ。上/表革のグリーン。(下写真)モデル着用/スエードのダークブラウン。W20×H21×D7cm。各2万8600円。
老舗靴メーカーが手掛ける革小物ブランド[ピープント]で発見!
(編集部 フクニシ)
正直、オフの荷物はスマホと財布くらいなので、ポケットでも十分。でも、夏場の軽装だと鞄を持たないのは寂しいし、ポケットがパンパンなのは見苦しいので小さいバッグが重宝します。
とは言え、カジュアルな素材はラフに見えがち。予定はないけど、ディナーでちょっといいお店に行くことも視野に入れた結果、僕の中ではこのピープントが現状、最右翼です。
素材はシボのきれいなカウレザーやキメの細かいスエードで、クリーンで高級感たっぷり。イタリア語でチューリップを意味する“トゥリッパーノ”の名の通り、曲線的に膨らむフォルムは容量・洒落っ気ともに十分です。
さらに便利なことにこのハンドル、手持ちはもちろん、引き出し方を変えると肩掛けもできるんです。両手がフリーで、会計もスマート。これで、名店でもこなれた所作でいられそう。まずはカタチから、そのときに備えます(笑)。
ショルダーバッグみたいに肩掛けしやすい2way仕様
ストラップを長めに調節すれば、背負って使う際に肩がラクラク通るのがポイント。ストラップは太めでずり落ちにくくストレスフリーだ。手持ちと肩掛けで印象が変わるのも◎。
ストラップの調節も簡単で即手もち仕様に!
(問)Gee南青山ショールーム
☎ 03-5843-0984
ポルペッタ https://polpetta.jp/pages/about-p-punto
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]写真/上野 敦 ダリウス・コプランド(以上、プルミエジュアン) 文/今野 壘 イラスト/TOMOYA