ガンゾ×クロムエクセルの最新作!
育てがいのある傑作オイルアップレザー
急速に広がるリモートワーク。が、全くオフィスに行かないワケでもなく、なんで自宅とオフィスとの移動ではパソコンやその周辺機器、エチケット用品、その他もろもろの小物の持ち歩きため、意外と量&数が増えているのが現実です。すると、そうした小物を整理して収められるポーチの需要も高まる傾向に! ということで、ちょっと人との差がつけられるミニポーチのご紹介です。
それは、日本の熟練職人の手仕事で作られる極上の鞄&革小物を展開するガンゾ(GANZO)の「GH5」シリーズの最新作。米・シカゴの名門タンナー、ホーウィン社といえば、オールデンの靴などでもおなじみのシェルコードバンと、米国のアウトドア&ワーク系ブーツブランドがこぞって採用している傑作オイルアップレザー「クロムエクセル」が有名ですね。で、「GH5」シリーズは、その「クロムエクセル」を使い、内装にコットンベースのチェック柄を取り入れた、味わい特濃な革小物&革ベルトのコレクションとなります。
新作は3型あって、なかでもe-Beginが注目したのが「ミニクラッチ」です。ハンドストラップ付きゆえ、近所のコンビニまでってなちょっとした外出の際に財布やスマホなどをポンッと入れて、単独で使用することができるのですが、スマートな薄マチながらも、底部をつまんでゆとりをもたせた設計が絶妙で、それゆえ、このリモートワーク時代に必要とされる小物を収めるバッグ・イン・バッグとしてもなかなかに優秀なんです。しかもアウトドアやワーク、ミリタリーのブーツ素材に使われ続けている「クロムエクセル」製なので、堅牢さはハンパなく、大切な小物たちをしっかり守ってくれること請け合いです。
この「ミニクラッチ」を含む新作3型は、外身頃にガンゾのブランドネーム&ロゴとともにホーウィンのマークを刻印。使い込めばさらにしなやかになり、色&ツヤが深まって表情が激変。裏から指先で押すと、革の繊維内をオイルが動いて、その部分が白くなる、いわゆるプルアップの状態になる超エイジングレザーなので、ぜひそこまで育ててほしい逸品です!
今回の新作3型でも、「GH5」シリーズの定番ディテールであるチェック柄コットンベース生地を内装に採用。「ミニクラッチ」(トップ写真、および写真上)では、中仕切りの役割も果たしている吊り下げ式ジップポケットに、その生地が使われている。※このモデルのスペックは本記事末尾に記載。
フラップから伸びたレザーベルトでラフに留めることができる「GH5 ポーチ」。ジップポケット1室内蔵。W17×H9.5×D6cm。ブラック、チョコ(写真)。2万9700円。
コロッとしたカタチがラブリーな「GH5 キーポーチ」は、4連キーリング搭載。大きめのエンジンキーも収まる。W11.5×H5.5×D4cm。ブラック(写真)、チョコ。2万4200円。
「GH5 ミニクラッチ」
メイン素材:ホーウィン社製「クロムエクセル」
内装:一枚革仕立て。一部コットン
構造:メインコンパートメント2室、間仕切り兼用ジップポケット1室、ハンドストラップ付き
サイズ:W22.5×H15×D3cm
カラー:ブラック(トップ写真)、チョコ
製造国:日本
価格:各3万6300円
問い合わせ先/ガンゾ本店 ☎ 03-5774-6830
https://www.ganzo.ne.jp
※表示価格は税込
文/山田純貴