“第3のコードバン”は、なかなかの逸革と判明！
コーヒーのトレンドとして「サードウェーブコーヒー」（本格グルメコーヒーのこと）なる言葉を耳にしますが、じつはコードバンにも“第3の波”がっ。以前は米国（＝ホーウィン社）と日本でしか作られてなかったのですが、今季コードバンの3番目の大国として、アルゼンチンが参戦を果たしたのです。
コードバン発祥の国スペインの植民地だったアルゼンチンには、今でも大草原にお馬がい〜っぱい。なので当然、原皮は100％同国産で、それを首都ブエノスアイレス近郊のタンナー（社名は非公開）が製革しているのです。
さっそく、この革で革小物の製作を始めたラストクロップスさんによれば、これがホーウィンに負けないよく出来っぷり。磨けば美しく輝き、エイジングも十分堪能できる逸革なんだそうな。
新参であるがゆえに激レアなアルゼンチンコードバン。その革小物をゲットすりゃ、革の最先端トレンドへと一躍できますヨ！
裏面にはコミカルタッチの“笑うお馬”がスタンピング
タンナー名は現段階で非公開。が、革好き読者のために革裏面のスタンプをソッとお披露目すれば、そこにはこの革が馬の尻革であることを示すユーモラスな“お馬クン”が！
コーバンでは珍色のネイビーも！
アルゼンチンコードバン製の各アイテムではブラック、パーシモン（柿色）、チョコに加え、トレンドの小粋色ながら、コードバンとしてはレアなネイビーもラインナップ。
内側はバッファローレザーだから丈夫で長持ち♡
各ポケットのライニングには、グレイン（粒）調の型押しが施されたバッファローレザーを採用。コシの強いこの革がコードバンや「サドルプルアップ」のしなやかさを補完し、製品の保形性を高める役を担っている。
表版に新登場のアルゼンチンコードバンを、内造りにベルギーのマシュワ社製高級ヌメ革「サドルプルアップ」を贅沢使用。右上から時計回りに／ミドル長財布「LCブリスターM コードバン」5万円（内造りもコードバン製のフルコードバンタイプは9万円）。2つ折り財布「LCスパンカー1 コードバン」4万7000円。小銭入れ「LCタング コードバン」2万2000円。以上
（問）クロッパーズ
TEL.03-6427-4642
http://www.lastcrops.com/
※表示価格は税抜き
