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イエティナのプルオーバーフーディ

このクソ暑いなか、のっけから竜ちゃんのおでん芸の如くホットな情報でスイマセン(汗)。ってのも、どこよりも早くこの生地で作られたスウェットを紹介したかったんです……だって一日わずか数着しか作れない希少品(理由は後ほど!)ゆえ、この時季に買っとかなきゃ手に入らないんですもん! 

常日頃から各国の優良素材を探求してきたビギンとしては、正直スウェットの素材に関してはもう発掘し尽くしたと思ってました……が、発見しちゃったんです……まだ世に知られていない極上生地を! それがこのイエティナにしか作れない“パイル起毛”生地。

実はここ、かの冒険家・植村直己氏が愛用した登山用靴下を手掛けた実力派ニット製品メーカーのファクトリーブランド。で、この生地の魅力はそんなレジェンドも信頼を寄せていた“気持ちよさ”と“暖かさ”にあります。秘密は1970年に開発した特許取得の起毛技術。詳細は下を参照してもらうとして、要は裏地のループを残したまま起毛させることに成功したおかげで、クッション性を維持しつつ、生地の内部に空気を溜め込み、極ラクな肌触りと図抜けた保温性を兼備しているんです。

しかもこの生地を編めるのは旧式丸編み機を独自にカスタマイズした同社の編み機のみ。保温力にムラが出ないように起毛を均一にするため、超低速で編んでいるから、生産効率がとにかく悪い!(笑)。だから一日1台8着分の生地しか編めないってワケです。

フリースの気持ちよさと保温性を、スウェットに落とし込んだ、さしずめ“フウェット”とでも呼ぶべき良品は、ベーシックな見た目も手伝って、秋口から春先までフル活躍してくれるはず。冒頭から汗だくになって紹介するに足る使い勝手のよさ、保証いたします!

 

プルオーバー&ジップアップタイプも!!

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パイル起毛生地を使ったフウェットには、プレーンなクルーネック(右/1万8000円)と、着回し多彩なフルジップパーカ(左/2万6800円)も。

 

クッション性を残したまま保温性をアップ!

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一般的に、パイル生地を起毛させる場合、裏地のループは切れて破壊されてしまう。が、同社はループを壊さず上部だけを起毛させることに成功! 起毛とループの両部分に空気を溜めることで、図抜けた保温性を確保しているのだ。

 

世界で唯一の旧式丸編み機

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40年以上前から使用されている丸編み機は、パイル起毛生地を作るためにカスタマイズした希少マシン。絶えず熟練職人によるメンテナンスが必要で、一日にわずか8着分の生地しか編めないとか(驚)。

 

老舗ニットメーカーが手掛ける気鋭のファクトリーブランド

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60年以上の歴史を誇る兵庫県の老舗ニットメーカー“ワシオ”が、2015年から展開する気鋭のファクトリーブランドの一着。アクリル、ナイロン、ウールの三者混素材を使って編み立てた生地は、天然繊維100%の生地より軽いうえ、伸縮性も保温性も段違いだ。シルエットも細身ゆえインナー使いにも◎。2万2800円。

(問)ワシオ
TEL.079-452-0311

※表示価格は税抜き

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