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ずっと昔からあるけれど、当たり前すぎてイチイチ細かいことまで覚えてない&分かってない。定番ブランドの名作というのは、そんな幼馴染みのような存在です。意外や知ってみると面白い話もあったりして、また欲しくなったり。そう、これは定番ブランドのちょっとした魅力を3分で再発見する連載です! 今回はビギン的永久不滅ブランドWHC(ホワイトハウスコックス)。銀座のUA(ユナイテッドアローズ)にその専門店があった!?

名作の「ヒト」

ご存知UAの看板、鴨志田康人さん
UA創業25周年時に原点に返った

ビギンでも抜群の人気を誇る英国のレザーブランド、「WHC(ホワイトハウスコックス)」。その専門店がユナイテッドアローズの銀座店1階にショップインショップとして数年前から存在していたのを、ご存知でしたか? じつはこのショップインショップを監修したのが、稀代の洒落者として名高いユナイテッドアローズのクリエイティブディレクターであった鴨志田康人さんだったのです。
「WHCは、UA創業当時から展開を続ける数少ないブランドのひとつ。どの時代においても私どもの扱う服との親和性が高く、常に安定した売れ行きを見せてくれました。つまりUAとWHCは共に成長してきたわけです。このショップをオープンしたのは、UA創業25周年を迎えた年に、改めて“UAにWHCありき”ということを強くアピールしたかったため。もちろんWHCのトラッドマインドを伝えるため、店構えには非常にこだわりました」(鴨志田さん)。

名作の「コト」

英国の薬局をイメージしたショップ
英国文化に造詣の深いデザイナーを起用して

お店のイメージは、ロンドンのバーリントン・アーケード(※世界最古のアーケードとして有名)にある古い薬局から着想したもので、設計は英国文化に造詣の深い建築デザイナーに依頼したんだとか。たしかにこの空間の中だと、見慣れたはずのWHCも一層魅力を増して見えるから不思議。クラシックな味わいを伝える英国の良質な革小物であることを再確認できるといいましょうか、長年のファンも惚れ直すこと必至です。
「見るからに高価なものを持つことがラグジュアリーだった時代はとうの昔に過ぎました。職人が真心込めて仕立てた本当に良質なものを見抜き、末永く愛着を持って使い続けるというのが今の時代のラグジュアリーだし、洗練されたライフスタイルだと思うんです。そうした価値観に最もフィットするのがWHC。このお店がそれを伝える場所になればいいなと願っています」(鴨志田さん)。

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