特集・連載
今さら聞けないブリーフィングのNEO B4ライナーの3つのこと
当たり前の名革靴&名レザーカバン レザーシューズ&カバンは「当たり前」が一番。値も張るしね。ここでは、男の普遍ワードローブをピックアップ!でも、ド定番だけに「あ~、ハイハイ……」とぶっちゃけ知ったかぶった経験あるでしょ? 今さら聞けない(泣)コトをガッツリ“ご本人”に取材したので一夜漬けでこっそり復習を♡ この記事は特集・連載「当たり前の名革靴&名レザーカバン」#04です。
「通勤ミリタリーカバン」の当たり前
【ブリーフィング】NEO B4ライナー
ミルスペックに準拠した素材を使い、軍用品を手掛ける工場で製作する!という、無二の個性を引っさげて、ビズ鞄にミリタリーの概念を持ち込んだブリーフィングの看板モデル。
country:日本
創業から続くミリタリズムはいまだ健在!
BRIEFING[ブリーフィング]
NEO B4ライナー
B4サイズ書類に対応する多層構造のブリーフは、タフで荷物の整理もラックラク♪ 働きマンが仕事カバンに求める要素が全部入りした代表作だ。W46×H31×D12cm。4万9000円(ブリーフィング 表参道ヒルズ店)
“ご本人”に質問
Q1.今でもMade in USAにこだわっているの?
A.製品に合わせてベストなファクトリーが選ばれてるから、すべてのアイテムが米国工場で作られているわけではないんだけど、僕をはじめ多くのモデルがいまだに本物のミリタリー製品を手掛ける工場で製作されてるんだ。
もちろん採用されている生地やパーツも、ブランドがスタートした1998年から変わらず質実剛健なものばかり。ブランドロゴの“MADE IN USA”という表記は、タフを追求した製品の目印なんだよ。
“ご本人”に質問
Q2.従来モデルと何か変わった?
A.いいところに気づいたね! 実はほんのわずかだけど重量が軽くなっているんだよ。以前のモデルから細部の各パーツをブリーフィングオリジナルのものに変更し、さらに内装ポケットの裏生地をバリスティックナイロンから通常のナイロンに変更したんだ。
おかげで見た目は重厚なままライトになってるってわけ♪ ブリーフィングは完成した製品でも改良を加え続けるために、常に新たな素材やパーツを探しているからね。
ハンドルとボディを連結させるパーツが軽量化のキモ
“ご本人”に質問
Q3.ビジネスマンに支持されるのはなぜ?
A.ビジネスシーンでの使い勝手をとことん追求した多層構造のおかげかも。メイン収納部が蛇腹のマチ付きで2室に分かれていたり、前後両サイドにポケットが複数備えられていたり、誰でも仕分け上手になれるように設計されているんだ。
あとはバリスティックナイロンの採用をはじめ、ミリタリー由来のヘビーデューティな作りも、お気に入りを長〜く使いたいビジネスマンに気に入ってもらえてる理由のひとつかもしれないね。
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。