特集・連載
今さら聞けないグレゴリーのデイパックの3つのこと
当たり前の名革靴&名レザーカバン レザーシューズ&カバンは「当たり前」が一番。値も張るしね。ここでは、男の普遍ワードローブをピックアップ!でも、ド定番だけに「あ~、ハイハイ……」とぶっちゃけ知ったかぶった経験あるでしょ? 今さら聞けない(泣)コトをガッツリ“ご本人”に取材したので一夜漬けでこっそり復習を♡ この記事は特集・連載「当たり前の名革靴&名レザーカバン」#02です。
「ON⇔OFFデイパ」の当たり前
【グレゴリー】デイパック
アウトドアマンのウェイン・グレゴリーが米・カリフォルニアで設立。“バッグは背負うものではなく着るもの”という概念で作られたデイパは、創業時からのベストセラー。
country:アメリカ
ロゴをなくしたらぐっとビジネス顔になったでしょ?
GREGORY×THE SUIT COMPANY×Begin
[グレゴリー×ザ・スーツカンパニー×ビギン]
デイパック
前コラボ作をさらに黒一色に仕上げ、よりON対応に。使い込むほどに形になる立体的なショルダーハーネス、トレッキングホール装着用ストラップ、ウエストベルトも健在。2万2000円(ザ・スーツカンパニー銀座本店)
“ご本人”に質問
Q1.アウトドア用じゃなかったの?
A.生みの親がクライマーだったから、登山用のデイパックとして誕生したよ。’80年代には機能が世界中で称賛されて、アウトドアシーンのみならず街でも一躍人気者になったんだ。
ウェインさんはよく“デイパックは裏側こそが顔だ”と言ってたのが忘れられないなぁ。背負い心地やフィット感には特に力を入れていたからね。
使い勝手を考慮して斜めになったフロントジップや、タフなプルタブも今じゃ代名詞のひとつになったよ。
“ご本人”に質問
Q2.なんで裏ロゴにしたの?
あのフロントロゴが黒一色になって背面の上部に!?
A.幻の仕様だから知らなかったかな? ’80年代にも裏ロゴでリリースしたバッグがあって、僕はそこからインスピレーションを受けて生まれたんだ。
ビジネスシーンで使うときにロゴが表にあると、どうしてもカジュアルな印象に見えるし、デイパックの顔は裏側にこそあるからね! 裏ロゴもブラックにして、随所まで黒一色にしたのもポイント。
ビジカジ対応のミニマルさでも、一目でグレゴリーとわかるフォルムも自慢かな。
“ご本人”に質問
Q3.PCクラッチも付いてるって本当?
A.本体と同素材で耐久性抜群のPCクラッチが付いているよ。それもクッション材入りで、ブラックロゴもあしらっている主役級のもの!
収納で言うとマチをしっかりとったメイン室も魅力なんだ。書類などを仕分けできる背面ポケットや、細かいものを入れられるキーリング付きのメッシュポケットも完備していて、ビジネスシーンでの使い勝手も抜群。室内裏地はロイヤルブルーのバイカラーで、内部の顔にまでこだわったんだ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。