これは一生モノ!! GANZOが【銀座店オープン記念】シェルコードバン・トートを限定製作

これは滅多にないチャンス!! シェルコードバンの鞄を我がモノに！

鞄＆革小物の老舗AJIOKA.（1917年創業）が、日本の職人たちの熟練した手技をリスペクトし、1999年から展開している最上位ブランド、GANZO（ガンゾ）。e-Beginでもすっかりおなじみの、このジャパンメイド・ブランドが来たる2021年1月30日、「GANZO 銀座店」をオープンします。

これは既存の本店（東京・表参道）、六本木店、大阪店に次ぐ直営4店舗目に当たり、東京・銀座という土地に溶け込むようなGANZOの世界観が演出された3フロアで構成。このうち、1階では職人の作業が見学できるワークスペースが併設されます。

ここで革好きがとりわけ注目したいのは、同店オープンを記念する「シェルコードバン・トートバッグ」です。「シェルコードバン」とは、米・ホーウィンが製革するコードバンのこと。革質が良く、風合いに他社のコードバンでは得られぬ深い味わいがあり、使い込むと美しい色＆ツヤを放つエイジングレザーです。伝統的にはオールデンに見るような高級靴に使われてきましたが、GANZOでは革小物に採用しています。

十分な厚みがあり、繊維の密度が均一な革質の「シェルコードバン」は稀少で高価なのですが、それを大判で使用できるものとなるとさらに稀少であることから、大きな面を要する鞄に使われることはほとんどありません。

この銀座店オープン記念のトートでは、そんな超レア＆ハイグレードの「シェルコードバン」を採用。スペシャルカラーのブラウン（カラー番号：No.4）で作られた1点のみが同店でお披露目される予定（購入可）で、これをサンプルにして、期間限定で受注オーダーができるのです。

高額なホーウィン「シェルコードバン」で作られた鞄は世界的にも非常に珍しく、ほとんど入手不可能というのが実際。同店オープン記念の、このトートはたしかに高額ではあるけれど、稀少性の高さを思えば、むしろ安いのかも。というワケで革好き、オールデン好きにとっても二度と巡り合えないかもしれない、この絶好のチャンス！　我がモノにしてイバリ倒すか、家宝として愛でるか？　いずれにしても、清水の舞台から飛び降りるつもりで狙うべき！

写真上はオーダーサンプルを兼ねて製作されたブラウンNo.4の背胴側。ちなみに、このトートでは「シェルコードバン」を6枚使用。前胴に2枚、背胴に2枚、内装ポケットと底で合わせて1枚。そして一番贅沢なのはハンドルで、立ち上がり28cmの長尺のハンドル2本を取るため、最も大きいサイズの「シェルコードバン」を採用している。※前胴側はトップ写真を参照。

コンパートメントは、なかなか目にする機会のないホーウィン社によるスタンプを見せる「シェルコードバン」のアンラインド（内張りが施されていない状態のこと）仕様だ。

2021年1月30日オープン予定の「GANZO 銀座店」は、雰囲気の異なる3フロアで構成される。1階エントランスは大谷石をメインに設計され、店舗在籍職人の作業が目の当たりにできるワークスペースを併設（上図）。2階はウォルナット材を中心とした落ち着いた雰囲気で、オーダールームとなる3階は大理石のオーダーテーブルやオリジナルソファが置かれた特別な空間となる。住所：東京都中央区銀座3-3-7銀座アンジェロビル　営業時間：11～20時　休日：年末年始　オープン以前の問い合わせはAJIOKA.（☎03-6861-3169）まで。

問い合わせ先／AJIOKA.　☎ 03-6861-3169
https://www.ganzo.ne.jp/

※表示価格は税抜き

文／山田純貴