「1貫から気軽に頼める“江戸前”の真髄」初心者でも気軽に入れる銀座のお鮨屋さん

銀座のお店は「敷居が高そう」「値段も高そう」「店主が気難しそう」なんてイメージあるでしょ？　でも、ご安心を。高くて旨いは当たり前、気軽に入れて手頃な価格で楽しめる“おいしい”お店を銀座通から聞き出しました！

イラストレーター 綿谷 寛さんがすすめる
「銀座 鮨 み富」の江戸前握り

肩肘張らずに一流の江戸前鮨に入門！

50を過ぎてから銀座で遊ぶようになったという綿谷 寛さんの行きつけは、銀座5丁目の『銀座 鮨 み富』。かの池波正太郎が愛した『新富寿し』（現在は閉店）から独立した三橋克典さんが開店した“江戸前”の正統です。

イラストレーター 綿谷 寛さん

「銀座のお鮨屋さんって入るの怖いでしょ（笑）。でもこのお店は銀座にしては懐にやさしい価格で、一流の握りが味わえる。何より銀座じゃ数少ない通し営業で、1貫から好きに注文できるのがイイ。」

「僕みたいな初心者でも、本物の“江戸前”を気軽に勉強させてもらえます。特に好きなのはヤリイカの印籠詰め。夕方からこれで一杯呑れるとくれば、銀座でこのお店は外せません」
 

うわっ!!　ぜんぶ旨そう♪なネタを横目で覗きつつ……

そもそも鮨は肩肘張って食べるものじゃありません（笑）

名物のヤリイカ印籠詰めが味わえるのは、旬の秋から5月頃まで。醤油か甘辛のタレでいただく。1貫800円。その他どのネタも、酢や塩で締めたり、煮たり、タレにつけこんだりと保存食をルーツとする“昔ながらの江戸前”らしいひと仕事が加えられている。絶品。1貫600～1000円。

SHOP INFO

 
※表示価格は税抜き
※年末年始の営業については、各店舗にお問い合わせください。

［ビギン2021年1月号の記事を再構成］本記事は、『Begin』2021年1月号取材当時の情報です。営業状況が変更になっている場合もありますので、最新情報は公式ホームページ等でお確かめください。スタッフクレジットは本誌をご覧ください。