トゥルームの新作にホーウィン「クロムエクセル」バンド採用タイプ発見！

腕の動きで発電する新機構「スイングジェネレータ」にも絶対注目を！

エプソンの「トゥルーム（TRUME）」は、1942年の創業以来、時計の開発・製造に取り組んできた同社が、2017年に立ち上げたオリジナルブランドです。そして、ここで紹介する「L Collection -Break Line- スイングジェネレータ」は、同ブランドの最新作となります。

「スイングジェネレータ」とは、高精度のクォーツに自動巻き式の発電装置を組み合わせた、エプソン独自のムーブメントのこと。腕の動きでローター（回転錘）が軽快に回転すると、その運動によって発電し、蓄積したエネルギーでクォーツ回路とモーターを制御するという機構で、電池交換を最小限に抑えることのできる環境配慮型のムーブメントでもあります。

このように自動巻きのように使えて、クォーツとしての高精度が得られる、この「L Collection -Break Line- スイングジェネレータ」では、文字盤のカラバリ×バンドの素材バリが豊富な計12種類がラインナップ。そのなかでe-Beginが一番注目したのが、ホーウィン「クロムエクセル」製バンドを採用したタイプ（トップ写真）です。

この高級オイルドレザーは、オールデンなどでおなじみのシェルコードバンと並ぶ、ホーウィン社（創業：1905年。本社：米・シカゴ）を象徴する革として有名。成牛革を原皮とし、牛脂や蜜蝋などをブレンドした油脂を使って仕上げられたもので、ラフな風合いながら柔らかな肌触りをもち、使い込めば色＆ツヤを深めるエイジングレザーでもあります。また、本国では撥水性の高さゆえに、アウトドア系やワーク系のブーツブランドなどに多く採用されております。

本品では、この革を切り目仕立てにしたのち、そこにパイピングを施すことで、見た目に美しく、かつ味ある風合いのオリジナルバンドを採用しています。ちなみに「L Collection -Break Line- スイングジェネレータ」のバンドには「クロムエクセル」製以外にも、世界最高水準の超高強力ナイロン糸「鎧布®（GAIFU®）」、耐摩耗性や引っ張り強度などにすぐれた「コーデュラ バリスティック」ナイロン、軽量でサビに強く、肌にやさしいチタンと、いずれも要注目素材が採用されています。

ケースはチタンにプロテクトコーティングが施されたことで、セラミック製ベゼルとともに高い耐傷性を発揮し、インデックスには光のコントラストを上げて視認性を高めるダイヤカットを採用。暗闇での時刻確認が容易なルミナスライトや、第2時間の表示や24時間計の役目も果たすGMT針……と、一見してシンプルながら、イマドキの実用時計としての十分以上の性能と特性も搭載。これらに、オン＆オフに寄らない絶妙なデザインが相まって、これは正直、大ヒットの予感がいたします。

時計好きにはとりわけウレシいシースルーバック仕様を採用。まるで自動巻きムーブメントのように、腕の動きによってローターが軽快に回転する様子には、見ているだけで心が癒される。

コチラは、航空機のタイヤコード（タイヤの形状を保持するための補強材）などに用いられる世界最高水準の超高強力ナイロン糸「鎧布®（GAIFU®）」をバンドに使用したタイプ。3色展開（各8万円）で、写真の「TR-ME2001」はケースがゴールドカラー仕上げのリミテッドモデルとなる。

Beginでもおなじみのハイテク素材「コーデュラ バリスティック」ナイロンをバンドに使用した「TR-ME2002」も要注目！　フルブラックの精悍＆ラギッドな佇まいがカッコイイ。8万円。なお「L Collection -Break Line- スイングジェネレータ」には、さらにチタン製ブレスレット付きタイプ（全5色。各9万円）もある。

問い合わせ先／TRUMEお客様相談室　☎ 050-3155-8285
https://www.epson.jp/products/trume/lcollection/swinggenerator.htm

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