特集・連載
無骨なミリタリーにあえてクリーンなグレスラでマイルドに仕上げる!
カジュアルファッション教本 スーツならいつもビジッと着こなしてるよっていうアナタでも、カジュアルなファッションとなるとどう? 急に雲行きが怪しくなる人も多いんじゃないかと……(汗)。何もかも生活様式がリセットされた今、男のお洒落にトレンド追従や高級志向は一切不要! これからの時代に必要なのは、ベーシックな服を正しく着こなすためのデリカシー=気配りの細やかさだとBeginは考えます。というわけで、お金をかけずとも(あるいは少しの投資で)、“デリカシー”のある男になるための企画を用意しました。 この記事は特集・連載「カジュアルファッション教本」#18です。
カジュアル服を品よく着る[テレコの法則]
ミリタリージャケットはグレスラでマイルド化
ガバッと羽織りさえすれば、無条件に男らしさがたぎるミリタリージャケット。得てしてボトムスには王道のデニムが選ばれがちですが、それではヒネりが足りないし、少々ラギッド臭が過ぎるってもん!
ならばここは、あえてグレスラでクリーンさを加味するのが正解でしょう。そうすれば、ミリタリーの旨みは残しつつマイルドに仕上がるのです。
無骨な雰囲気は残しながら大人っぽく羽織れる!
[CASUAL:ミリタリージャケット]×[DRESS:グレスラ]
ルトロワのカーディガン2万5000円。(八木通商)ニューバランスの靴2万8000円。(ニューバランス ジャパンお客様相談室)その他はスタイリスト私物。
ARMY TWILL[アーミーツイル]
ファティーグジャケット
大きな4つのポケットやリップストップ生地が硬派な表情のファティーグジャケット。肩幅や身幅はややゆったりと仕上げられ、トレンド感も兼備。9800円。(グーニー PR)
BEAMS PLUS[ビームス プラス]
1プリーツパンツ
1プリーツで腰や尻回りにゆとりをもたせたスラックス。ウールツイードの質感が上品ながら、軽快な9分丈でカジュアルにも取り入れやすい。1万7000円。(ビームス プラス 原宿)
教えてくれたテレコの達人
スタイリスト 鈴木 肇さん
老舗にも新鋭ブランドにも精通し、小誌をはじめ、多数の雑誌や広告を手がける人気者。仕事はカタいが頭は柔らかいミックス巧者。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。