特集・連載
足首が覗く面積が広いローファーは、同色の靴下で格段にスマート&大人っぽく
カジュアルファッション教本 スーツならいつもビジッと着こなしてるよっていうアナタでも、カジュアルなファッションとなるとどう? 急に雲行きが怪しくなる人も多いんじゃないかと……(汗)。何もかも生活様式がリセットされた今、男のお洒落にトレンド追従や高級志向は一切不要! これからの時代に必要なのは、ベーシックな服を正しく着こなすためのデリカシー=気配りの細やかさだとBeginは考えます。というわけで、お金をかけずとも(あるいは少しの投資で)、“デリカシー”のある男になるための企画を用意しました。 この記事は特集・連載「カジュアルファッション教本」#09です。
わずかな面積だからこそ上質な作りの一足を
足首が覗く面積が広いローファーは、靴下選びこそ肝要。特に素足履きができない秋冬は。
【NG】スポーツソックスじゃまるで学生さんです……
ここで必要なデリカシーが、ローファーの色と靴下の地色を揃えること。いや、白ソックスでもOKですが、合わせ方次第で学生っぽく見えてしまうことも……。
上の写真をご覧のとおり、ほらね、色&トーンを揃えるだけで格段にスマート&大人っぽいでしょ? 上質なスーパーファインメリノウールを使用した英国の老舗「パンセレラ」のリブソックスなんて、少しの面積でも品が違います。
今後は“靴下まで含めてローファー”と覚えましょ♪
Pantherella[パンセレラ]
パッキントン
1937年に創業した英国名門による、定番リブソックス。メリノウール×ナイロンからなるその暖かな一足は、色合いも美しく品のいい表情。縫い目がフラットになるよう手作業で仕上げたつま先もココんちを象徴する仕様で、穿き心地もサイコ~です。3400円。(真下商事)
色とトーンを揃えるだけでぐっとスマート&上品な印象に
パラブーツのシューズ6万5000円。(パラブーツ 青山店) ビーミングのコート9900円。(ビーミングライフストア by ビームス アーバンドック ららぽーと豊洲店) ビームス プラスのニット1万5000円。(ビームス プラス原宿) シップスのパンツ1万2700円。(シップス銀座店) スーパー バイスーパーレトロフューチャーの眼鏡3万2000円。(ブリンク ベース)
[価格別]上質靴下カタログ
¥2,500
FALKE[ファルケ]
ウォーキー
元々はトレッキング用に開発され、高いサポート力を誇る一足。ウール混の生地は保温性に優れ、裏側はパイル地で穿き心地も◎。(ビショップ)
¥1,600
BEAMS[ビームス]
パイルリブソックス
ふっかふかのタオルのように肌触りのいいパイル地のリブソックス。高い吸水性を備え、常に快適な穿き心地を保ってくれる。(ビームス 原宿)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。