特集・連載
ニューバランスをお洒落に履きこなすなら絶対ノークッション
カジュアルファッション教本 スーツならいつもビジッと着こなしてるよっていうアナタでも、カジュアルなファッションとなるとどう? 急に雲行きが怪しくなる人も多いんじゃないかと……(汗)。何もかも生活様式がリセットされた今、男のお洒落にトレンド追従や高級志向は一切不要! これからの時代に必要なのは、ベーシックな服を正しく着こなすためのデリカシー=気配りの細やかさだとBeginは考えます。というわけで、お金をかけずとも(あるいは少しの投資で)、“デリカシー”のある男になるための企画を用意しました。 この記事は特集・連載「カジュアルファッション教本」#06です。
ノークッションでこそ生きるぽってりフォルム
装いを問わず履き回している人も多いニューバランス。でも、独特のぽってりフォルムゆえ、お洒落に履きこなすのって案外ムズかしかったりしません?
ここにも押さえるべきデリカシーがあります。それが、パンツの裾に“絶対”クッションをつけないこと!
【NG】裾回りがもたつくと途端に野暮ったく……
特に900番台などは丸っとしたボリューミィなフォルムが人気の理由ですが、反面、パンツの裾がもたつくと途端に野暮ったく見えてしまうんですね。
トップ写真のようにパンツの裾からくるぶしが覗くほどのレングスが、軽快に見えてなおかつニューバランスの存在感も際立つ最良バランスと心得ましょう。
New Balance[ニューバランス]
990v5
1000点満点で990点!に由来する伝統ロットの最新版「990v5」。一般に“N”の大きい定番ロットはレトロ顔が多いが、こちらは例外の近未来顔。ソールが後ろへせり出したぽってりフォルムで、存在感抜群だ。2万8000円。(ニューバランス ジャパンお客様相談室)
テーパードパンツとのボンッ キュッ ボンッは鉄板!
ボンッとしたワタリからキュッと裾が狭まり、再びボンッと広がる、メリハリがお洒落の鍵。キャル オー ラインのブルゾン2万6000円(ユナイト ナイン) シップスのカットソー8600円(シップス 銀座店) ジャブス アルキヴィオのパンツ2万9000円。(ビームス 六本木ヒルズ)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。