特集・連載
ビッグなステンは細身パンツでAラインの美シルエットを際立たせる♡
カジュアルファッション教本 スーツならいつもビジッと着こなしてるよっていうアナタでも、カジュアルなファッションとなるとどう? 急に雲行きが怪しくなる人も多いんじゃないかと……(汗)。何もかも生活様式がリセットされた今、男のお洒落にトレンド追従や高級志向は一切不要! これからの時代に必要なのは、ベーシックな服を正しく着こなすためのデリカシー=気配りの細やかさだとBeginは考えます。というわけで、お金をかけずとも(あるいは少しの投資で)、“デリカシー”のある男になるための企画を用意しました。 この記事は特集・連載「カジュアルファッション教本」#13です。
ワイドシルエットをバランスよく取り入れる[テレコの法則]
ビッグなステンは細身パンツですっきり!
猫も杓子もビッグシルエット時代。取り入れるだけで即お洒落になれそうですが、だからといって上から下までデカけりゃいい!というものではありません。大切なのはメリハリと緩急です。
バサッと羽織るのがクールな英国老舗のAラインコートはそのセオリーに則りつつ、パンツは細身で脚元はスラリ。ボン&キュッと出るとこ出たバランスが最高♡と、なんだかエロおやじみたいな物言いですが(苦笑) 、そのバランス感覚は心得ておくべきでしょう。
Aラインの美シルエットがグッと際立つ
[WIDE:ビッグなステン]×[TIGHT:細身パンツ]
バーティゴデザイン 猫のブルゾン1万3000円。(ジャーナル スタンダード 表参道)ニューバランスの靴2万8000円。(ニューバランス ジャパンお客様相談室)ヒコサカのキャップ6500円。(エディフィス 新宿)
BARBOUR[バブアー]
バルカラーコート
USネイビーのラバーコートから着想を得た王道デザイン。上品なキャバリーツイルで、緩やかなAラインのシルエットと長めの着丈はゆったり着ることでドレープが生まれ、玉虫色の微光沢が際立つ。6万7000円。(バブアー渋谷店)
GRAMICCI[グラミチ]
コーデュロイNNパンツ
素材を秋冬仕様のコーデュロイに置き換えた、アクティブパンツの代名詞。腰回りには少しゆとりをもたせつつ、裾回りは程よくナローな美脚ライン。ガセットクロッチ採用で、動きやすさもしっかり担保。1万1800円。(インス)
コレはNG―[トレンド一直線くん]
教えてくれたテレコの達人
スタイリスト 鈴木 肇さん
老舗にも新鋭ブランドにも精通し、小誌をはじめ、多数の雑誌や広告を手がける人気者。仕事はカタいが頭は柔らかいミックス巧者。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。