特集・連載
デザートブーツがワラビー並みに!? ひと目でわかる欲しいのワケ
今どきの”欲しい！”大全集 「腹八分目に医者いらず」昔からのことわざですが、じつは今、モノ選びにも同じことが言えるんです。新しい生活様式が浸透し、よりクリーンな雰囲気が求められる現代。ギンギラギラギラTOOマッチな高級品よりも、“ちょうどいい”腹八分な傑作こそが一番求められているのです！ そこで、生活のなかに隠れるさり気ない気遣いやディテールを持った知られざる逸品を、フォーカス！ 新時代のグッドライフを送りましょう。 この記事は特集・連載「今どきの”欲しい！”大全集」#10です。
今までありそう でなかったデザートの厚底ソール！
長年のクラークスファンなら、ひと目でこの新作の価値がわかったはず。そう、永世定番「デザートブーツ」のクレープソールは、伝統的に踵部が独立したドレス靴的形状。
それもこのブーツを品よく見せるポイントですが、同じく定番の「ワラビー」が装着するような厚いウェッジ型のクレープを付けたら履き心地や耐久性がさらに上がるんじゃ？ なんて考えたことある人はかなりいると思うんですよ。
それが遂に実現！ 結果クッション性が向上したほか、全体のボリューム感も高まり、足元にポイントをつけたい今どきの気分によりドンズバな一足に。靴好きの妄想を叶えた優秀アレンジに拍手！
ホラ！ すぐわかるでしょ!?
左／新作 右／定番
CLARKS ORIGINALS［クラークス オリジナルズ］
デザートコール
ブランドのアイコンの味はそのまま、アップデート。厚みあるウェッジタイプのクレープソールを装着し、よりコロンと愛嬌のある佇まいに。アイレットも2から3に変更している。2万4000円。（クラークスジャパン）
もちろんアッパー素材は、定番のテザートブーツと同じく英国の老舗タンナー、チャールズ・F・ステッド社の上質なスエードを使用。
フレッドペリー×パドモア・アンド・バーンズもいい！
FRED PERRY×Padmore&Barnes［フレッドペリー×パドモア・アンド・バーンズ］
こちらはフレッドペリーと、アイルランドの老舗シューメーカーとのコラボ作。ベルベットのような柔らかい伊製スエードとクレープソールを使用し、極上の履き心地♡ 右／2万9000円、左／2万7000円（フレッドペリーショップ東京）
FRED PERRY×Padmore&Barnes（フレッドペリー×パドモア・アンド・バーンズ）
※表示価格は税抜き
［ビギン2020年11月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
