特集・連載
やっと買おうかな、と背中を押されたご起源イームズ
一点上質主義 これから先どうなっちゃうの〜!?って、こんな時代に欲しいモノがあっても買えないよ(涙)って人も多いことかと。不要不急の外出はせず、買い物は生活必需品だけ……、という窮屈な日々に改めて気づかされるのは「いらないモノはいらない」という当たり前の真実。それならば! こんな時代だからこそ、「これさえあれば」を考えるのが“GOOD LIFE BIBLE”たるビギンの使命。徹底的に無駄を省いて、「これから」の生活を豊かにしてくれる“いいモノ”を一点だけ買い足してみませんか? というのが本特集のご提案です。 この記事は特集・連載「一点上質主義」#11です。
通が惚れ込む、浮き出るガラス繊維のヴィンテージ風格
いつかは部屋にイームズを、と思いつつ気づいたら白髪が出てくる年齢に……。なんて人も多いはず。でもこれなら再び買う気になるでしょ?
まずイイのが素材です。そう、浮き出たガラス繊維が物語る通り、1950年に誕生したオリジナル同様のファイバーグラス製。一度は姿を消した素材ですが、製法を工夫して復活していたんです。
さらにグリーンの色合いがナイス♡ やはり当時存在し、ヴィンテージ価値も高い“シーフォーム”カラーが復活したんです。
このただならぬオーラは、まさにイームズの起源にして最高峰。これさえあれば、一生涯部屋の主役を張ってくれます。
ダークシーフォームとテラコッタの2色を復刻
Herman Miller[ハーマンミラー]
イームズファイバーグラスシェルチェア
イームズ夫妻がデザインし、1950年に発売したシェルチェア。ダークシーフォーム(グリーン)のほかテラコッタ(赤)も復刻。シェルサイドチェア9万4000円~、シェルアームチェア11万1000円~。※いずれもダウェルベースの場合。(ハーマンミラージャパン)
環境に負担がかからない新しいファイバーグラス
一時は製造中止されていたが、ハーマンミラー社が環境に優しいファイバーグラスを開発。ガラス繊維の見事な風合いは当時のままだ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。