食料棚に高確率で常備されているサバ缶などの保存食は、いざってときに活躍する心強い存在。でも単体じゃ飽きるし、なんだかわびしいし……というモヤモヤを料理の達人にぶつけたら、出てくる出てくる!目ウロコなカスタムレシピが。このレベルなら、急な来客時のおもてなし料理にも通用しますな。
「どんな酒にも合う万能つまみです」
―エストワイ シェフ 大塚さん
胡麻サバ
シャキシャキの夏野菜がサッパリ、サバの煮汁と練りごまの旨みがギュッと詰まった肴料理。ビールや焼酎、日本酒と、どんな酒とも絶妙なペアリングを見せてくれる、オールマイティな一品です!
・サバみそ煮缶 ・白練りごま ・マヨネーズ ・白&黒ごま ・オクラ ・キュウリ ・ミョウガ ・ごま油 ・コショウ
【作り方】
茹でたオクラは厚めの輪切りに、キュウリは乱切りにする。白練りごまとマヨネーズ、サバみそ煮を合わせる。刻んだミョウガをのせ、ごま油とコショウ、白&黒ごまをふる。
「名店ハリーズバー風のサクサク♪サバサンド」
―エストワイ シェフ 大塚さん
ホットサンド
小腹が空いたときの軽食にはコレ。サバの脂に卵とチーズのコクを加えると、口当たりは軽いのに食べ応えは十二分! ヴェネチアのハリーズバー風にサクッと揚げ焼きにするのが肝です。
・サバみそ煮缶 ・食パン ・ゆで卵1個 ・オリーブオイル ・マヨネーズ大さじ2 ・とけるチーズ適量
【作り方】
ゆで卵を細かく刻み、サバとマヨネーズ、チーズ適量を合わせる。それを食パンに適量挟み、縁を指と包丁の背でプレスし、オリーブオイルを引いたフライパンで両面を焼き上げる。
「ヘルシーなのにガッツリ! 和風グラタン」
―エストワイ シェフ 大塚さん
豆腐のグラタン
一見普通のグラタンですが、じつはコレ、豆腐とサバの和風な組み合わせなんです。どちらも栄養満点かつ低脂肪だから、お腹周りが気になるビギン世代(失礼)にもピッタリです。
・サバみそ煮缶 ・木綿豆腐 ・モッツァレラチーズ ・ナス
【作り方】
乱切りにしたナスをフライパンで炒める。豆腐を横にスライスし、サバと交互に重ねてミルフィーユ状にする。その上にスライスしたモッツァレラチーズをのせ、溶けるまで温める。
レシピを教えてくれた達人
レストラン エストワイ オーナーシェフ
大塚雄平さん
フランスでの料理修業、本格フレンチでの料理人を経て、千葉に「レストラン エストワイ」を開いた敏腕シェフ。
レストラン エストワイ
住所.千葉県千葉市中央区新町15-13 2F
☎043-301-2127
営業時間:ランチ/ 12:00 ~14:30(LO13:30)ディナー/18:00~22:30(LO21:30)
定休日:日曜
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。