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青ボタンのシャンブレーシャツ

「青ボタンのシャンブレーシャツはU.S.NAVY由来モノが多いって知ってました?」
―マッシュ 西口鐘良さん

実は青ボタンが付けられたシャンブレーシャツは、ワークではなくミリタリーが出自。

「’30年代にはすでに採用されていたと考えられている、米国海軍の定番装備なんですが、おそらく敵に見つかりにくいように、身生地と同系色のボタンを使ったと推察されます」。

青ボタンのシャンブレーシャツ

「また海軍は陸軍ほどカモフラ柄を必要としないうえ、戦闘服ではなく作業着として開発されたものなので、無地のシンプルなデザインに落ち着いたという説も。おかげでファッションとして取り入れやすいのに加え、1万円前後で入手できるのも人気の理由」。

「ちなみに’80年代後半からは綿ポリ素材に変わるので、通ウケを狙うならそれ以前に作られた綿100%のシャツがオススメです」
 

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西口鐘良さん
マッシュ 店長
西口鐘良さん

 
※本特集の掲載商品はすべて参考商品です。


[ビギン2020年9月号の記事を再構成]写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人

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