特集・連載
美色使いの全盛期に誕生! “雪なし”タグのパタゴニア
ヴィンテージ大研究 初心者でも1分読めば、通も唸るお宝をハントできちゃう! な〜んて、奥深きヴィンテージワールドのあんちょこになるべく、その道のプロに目指すべきターゲットと、その判別テクを伝授してもらう本企画。ツチノコ級のレアものを清水買いする必要なんてなし。手をのばしやすい価格帯でも十分“わかってる”は掘り当てられる。それをサクッと学べる指南書なんて他になし。 この記事は特集・連載「ヴィンテージ大研究」#11です。
「わずか3年間のみ存在した!? 名色揃いの幻タグ期!」
―キャルオーライン 金子敏治さん
熱狂的なパタ信者たちは、昔からその独特な色使いにお熱♡ 「とくにオススメなのは、’92〜’94年の3年間しか使われていなかったと言われる、通称“雪なしタグ”期の製品」。
現行タグは雪が積もってる!?
「お馴染みのロゴに描かれている山脈の白ラインが省かれている姿が、雪がないように見えることから名付けられた愛称なんですが、この頃のパタは、個人的には美色使いの全盛期!」
「今ではあまり使われなくなった色も多く、ヴィンテージ市場でも枯渇状態。1万円台で入手できるモノも多いですし、カブりたくない人はぜひ!」
TEACHER
キャルオーライン デザイナー
金子敏治さん
※本特集の掲載商品はすべて参考商品です。
[ビギン2020年9月号の記事を再構成]写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人