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ラコタハウス 青山店

「オールデンの全部が見たい!」との声に応え、2000年に東京・青山に誕生

ラコタハウスといえばアメトラ靴の最高峰、オールデンの輸入総代理店ラコタ(本社:東京)の直営店。現在では丸の内店(東京・有楽町)と大阪店(大阪・心斎橋)もありますが、青山店はその最初の店として2000年7月25日、東京・南青山に開業しました。それまでセレクトショップを中心に、各社がチョイスしたモデルが展開されてはいましたが、現行インラインのモデルが目の当たりにできる場はなく、それゆえに多くの靴通やアメトラ好きにとり、ラコタハウス青山店の誕生は大いに待望のものとなりました。

Beginは同店にて、開業に合わせて来日したオールデン社(本社:米国マサチューセッツ州ミドルボロウ)のアーサー・S.ターロウ社長(現CEO)に取材を敢行。’70年代、名門タンナーの米・ホーウィン社が時流に抗しきれず、コードバンの製革から撤退を決めた際、コードバンシューズの伝統が断たれることを惜しんだオールデン社が2年分の革をまとめて買い取るなどして支援したことが、今日見る両者の蜜月のきっかけになったなど、当時知られていなかったエピソードを知ることができました。

20周年記念第一弾はスペシャルコラボによるソックスとコーヒー!

青山店に足を踏み入れれば、いずれもが威風堂々たるオールデンの靴たちが居並ぶ様に圧倒され、アーカイブのコーナーに目を向ければ、旧き佳き時代のヴィンテージのエレガントな佇まいに新鮮な印象を抱きます。また、ラコタのオリジナルブランドであるK.T.ルイストンのベルト&革小物(国産コードバン製など!)や、ラコタが日本に紹介した独・クライスの質実剛健なホーウィンコードバン製ベルト&革小物も取り扱われており、革好きたちのさらなる興味を喚起するのです。

そんなラコタハウス青山店が、この7月25日(土)に開業20周年を迎え、この日に記念アイテム2種をリリース。ひとつはハンドリンキングのローゲージソックスで知られるグレン・クライドとのコラボソックスで、もうひとつはミカフェートとともに開発したスペシャルブレンドのコーヒー豆&コーヒー粉(ともに詳細は下記参照)。どちらもたゆまず“本物”を追求し続けているラコタにふさわしい、ハイクォリティでコダワリがたっぷりの逸品です。

ちなみにラコタによれば、これら以外にも、現在いくつかの青山店20周年記念アイテムが企画・開発中で、これからも順次リリースする予定とのこと。ということで、ここしばらくはラコタハウス青山店から目を放せそうにありませんね!

アメリカン シーアイランドコットン カジュアル リブソックス

自ら改良を施したヴィンテージミシンも駆使し、世界的にも珍しいハンドリンキング・ローゲージソックスなどを展開するグレン・クライド(本社:東京)と共同開発した、20周年記念モデル第1弾の「アメリカン シーアイランドコットン カジュアル リブソックス」。最高品質とされる超長綿シーアイランドコットンに、さらなる品種改良を施したアメリカン・シーアイランドコットンはシルクライクな光沢を持ち、柔軟にして堅牢。吸水性にもすぐれ、しかも洗濯を繰り返しても滑らかな風合いが持続する。つま先部分はゴロ付きのないハンドリンキング仕上げだ。全3色。各4500円。

コーヒーハンターズ ザ ラコタハウス オリジナルブレンド

コーヒー豆の輸入・販売やカフェの運営などを手掛けるミカフェートを主宰するホセ川島良彰氏はコーヒーハンターとして知られ、弊社刊『Coffee Hunting Note 100カップログ』などの著書も持つ。「コーヒーハンターズ ザ ラコタハウス オリジナルブレンド」は同氏が20周年を迎えた青山店のために、グアテマラ産とタンザニア産のコーヒー豆を特別にブレンドしたもの。さわやかでコクが強く、重めの芯が通ったフルボディ感と、甘味の中にほのかに感じられるスパイシーな味わいが楽しめる。豆と粉の2種。各2500円(売り上げの一部を「令和2年7月豪雨」の被災地へ寄付します)。

ラコタハウス 青山店(THE LAKOTA HOUSE AOYAMA)
住所:東京都港区南青山6-12-14 NOA 南青山1F
電話:03-5778-2010
営業時間:12:00~20:00
定休日:不定休

http://www.lakotahouse.com/

※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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