特集・連載
謎キャラたちに名前をつける&当てる!「ナンジャモンジャ」人気の理由【おウチ時間が楽しくなるアナログゲーム vol.5】
おウチ時間が楽しくなるアナログゲーム この記事は特集・連載「おウチ時間が楽しくなるアナログゲーム」#05です。
ナンジャモンジャ・ミドリ
プレイ人数:2人~6人
カードを山札からめくり、そこに描かれたキャラクターに名前をつけながら“つけた名前を覚えて当てる”カードゲーム。この「ナンジャモンジャ」、小さな子どもからお年寄りまで隔てなく一緒に盛り上がれる秀作としてアナログゲーム界で人気を拡大中です。
本作の魅力は大きく2つあり、その1つが極めてシンプルなルール。各自、カードの絵柄につけた名前を覚えておき、次に同じ絵柄のカードが出たときにすばやく(&正しく)名前を当てると場にたまったカードを全部もらうことができる、最終的にもっとも多くのカードを集めた人が勝ち……というもので、ものの1分で理解できる単純明快さです。
2つめは、“頭と手足だけの謎生物=ナンジャモンジャ族”が描かれたカードの絵柄そのもの。ナンジャモンジャ族はフルーツのようにカラフルな、何かの妖精のような不思議なキャラクターで、このキャラクターたちに自由な発想で名前をつけるのはただただ楽しい!
名前のつけ方は、「毛むくじゃら」や「まんまる」とか簡単なものでもいいし、あえて覚えにくいように長くややこしくしてもOK。やりようによっては、大人どうしがネーミングの語彙力を本気で競う遊びに発展させることもできるので、こうなるとヒートアップは間違いなし。一方で、記憶力勝負をすると子どもたちはメチャクチャ強かったりもするので、家族で遊べる方にはぜひ本気の対戦をおすすめしたい一作です。
ヘンテコなキャラたちの名前を覚えよう!
裏返しにした山札の上から順番にカードをめくって中央に出し、初めて出てきた絵柄(キャラクター)にはめくった人が名前をつけます。その名前を各自が覚えておき、次に同じ絵柄が出てきた瞬間にすばやく名前を当てる! これで中央にたまったカード束をもらえるというルールです。
キャラクター違いのパッケージもあり!
同作のバリエーションとして「ナンジャモンジャ・シロ」も発売中。ルールやカード枚数に違いはなく、カードに描かれたキャラクター(ナンジャモンジャ族)の種類が違うだけなので、どちらを買うかはお好みで。
各1300円
(問)すごろくや
http://sugorokuya.jp/
※表示価格は税抜き
文/柳 雄大