特集・連載
いつものゲームに飽きたら…静かな頭脳戦「スクアドロ」はいかが?【おウチ時間が楽しくなるアナログゲーム vol.4】
おウチ時間が楽しくなるアナログゲーム この記事は特集・連載「おウチ時間が楽しくなるアナログゲーム」#04です。
SQUADRO(スクアドロ)
プレイ人数:2人
正方形の盤上で、2人が「手前から奥」の方向に向け5つのコマを進め、うち4つをもっとも早く生還させた方が勝ち。こちらはフランスからやってきた、ちょっと珍しい頭脳派ボードゲーム「SQUADRO」です。
プレイヤーは赤・黄色のコマを各5つずつ持ち、白線の内側に並べてスタート。それぞれのコマは下に丸い点で示された歩数を進めることができるので、これに従い盤上を往復し、最終的にもとの位置に帰ってこれたら生還となります。両プレイヤーは進行方向がタテ・ヨコにクロスするため、相手の進行を妨害するか、あるいは回避することを優先するかが頭の使いどころに。
一見するとゲーム性は想像しにくいですが、定められた歩数だけ進めるコマを操る感覚は将棋を彷彿とさせ、また2種類のコマで遊べるシンプルさはオセロ(リバーシ)っぽくもある。いっぽう、使うコマは10個だけなので準備や片づけはお手軽。頭を使う盤上ゲームの“いいとこ取り”といえるでしょう。
積み木のような手触りの2色のコマ、それをピタッとはめて遊ぶ独特のゲーム盤。従来のボードゲームでは飽きたらないというようなアナログゲーマーにぜひチェックしてほしい一品です。
積み木のようなコマが特徴的!
2色のコマは、進行方向の矢印としての意味合いをもつ独特な八面体で構成。
往路・復路で変化する歩数が戦略のカギ!
コマは、盤上に丸い点の数だけ前方へ進めることができます。往路と復路でその歩数が変わることが戦略上のポイントに。
6000円
(問)キャストジャパン
☎03-5619-1582
※表示価格は税抜き
文/柳 雄大