特集・連載
こんなのあったの~!? 全国ブツ賛展
タフネス仕様になったメデンのアイコン的リュック【地方別注の名品】vol.85
こんなのあったの〜!?全国ブツ賛展 別注やコラボがあふれ、アイテム個々の特別感もすっかり薄くなってしまっている昨今。しかしあなたの住む街から視野を広げれば、世の中にはまだ特別な逸品がたくさん眠っている。これまで多くの“ローカル名品”を紹介してきたビギンが、ご当地ショップ別注&ご当地コラボを発掘! この記事は特集・連載「こんなのあったの〜!?全国ブツ賛展」#84です。
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関西 大阪・高槻市で発掘!
昨今のミリタリーブームにぴったりなゴーイングカミング×メデンのウッドランドカモ柄マークス
今でもメイド・イン・USAにこだわるブランドは多数ありますが、発売当時のデザインのままつくり続けられているものに限定すると、その数はグッと減ってしまうのではないでしょうか。メデンのアイコンといわれているバックパックのマークスマンもそんなアイテムのひとつ。ブランド自体は2000年代に活動をいったん休止しましたが、2012年に見事に復活! マークスマンも、発売を開始した1978年当時のディテールをほぼそのまま踏襲して現在もつくられています。
そんな伝説のバックパックを、ミリタリーにも造詣が深い大阪・高槻の『ゴーイングカミング』がウッドランドカモフラージュ柄のコーデュラナイロンでオーダーしました。きっかけはオーナーがアメリカの某ファクトリーブランドによるウッドランドカモのヘルメットバッグに出会ったこと。そのカッコよさにひと目ぼれし、同じようなことが何かできない調べたところ、縁があってマークスマンの別注品が誕生したというわけ。ちなみに内側はオレンジの210デニールナイロンでオーダーしていますが、これはヘルメットバッグが人気の某ブランドから拝借。マークスマンといえばパッククロスナイロンが定番の素材なので、コーデュラナイロンにしたことでイメージも一新。より強まったミリタリーな雰囲気が頼もしい限りです。1万5000円。
バッグの内側のカラーはオレンジを指定。縫製部分はパイピング処理されるなど、アメリカの工場で丁寧につくられています。
(問)ゴーイングカミング
☎ 072-675-9090
https://www.going-coming-shop.com
※表示価格はすべて税抜きです。
写真/伏見早織 文/トライアウト スタイリング/宮崎 司