リーガルの31VR BE

ほんのりスクエアトウになって、ジャケパンとも絶妙相性に

「ゴアテックス®」は、1㎠当たりに14億個もの微細な孔がある極薄のフィルム状素材。これらの小孔個々の大きさは水滴の約2万分の1で、水蒸気の分子の約700倍。なので水は通さず、汗が放出できるのですね。

アウターなどでおなじみの素材ですが、靴に仕込む際には、このフィルムにライニング材をラミネートした「ゴアテックス®ファブリック」が使われます。ただし、これを靴に仕込む技術は容易なものではなく、非常に厳格な製品テスト(防水テスト、防水耐久性テスト、透湿テストなど)にすべてパスしないと、製品は出荷できないのです。

また、ビジネスシューズに搭載させるためには、さらに高い技術力を要するため、高温多湿の日本にて、国内2社が生産するのみという状況が長らく続きました。そして、そのうちの1社がリーガルなのです。

同社初の「ゴアテックス®」搭載ビジネスシューズの登場は1999年のこと。2015年には、その進化型「ゴアテックス サラウンド®」をいち早く導入しています。従来の「ゴアテックス® ファブリック」の場合、アッパーでは防水耐久性&透湿性を発揮するものの、足裏では湿気が十分に放出されずにいました。が、「ゴアテックス サラウンド®」では本底に通気孔を設けたことで、360°全方位で「ゴアテックス®」の能力が発揮されるのです。

さて、ここに紹介のモデルは「ゴアテックス サラウンド®」搭載の現行モデルです。リーガルには、このシステムのキャップトウオックスフォードはこれまでにも存在していましたが、本品ではほんのりボリューム感あるスクエアトウの木型を採用したことで、スーツにはもちろん、ジャケパンなどのビジカジスタイルにも違和感なくマッチするシルエットになりました。

これからの季節は湿度が上がり、雨降りの日も増えます。「蒸れにくい靴ってないの?」とか「雨が激しい日にも履ける革靴が欲しい」というビジネスマンにとり、本品はそんなお悩みをイッキに解決してくれる至福の1足になることでしょう!

リーガルの31VR BE

「これじゃ雨が染み込んじゃうでしょ?」との驚きの声もありましょうが、このオリジナルの多孔構造ソールが「ゴアテックス® ファブリック」と相まって、じつは靴中に雨を浸入させることなく、靴底から湿気を効率よく逃がし、蒸れを軽減するのだ。

リーガルの34VR BE

「ゴアテックス サラウンド®テクノロジー」の最新作は全4型で展開中。プレーントゥ「34VR BE」はキャップトウオックスフォード「31VR BE」(トップ写真)と木型などスペックは同じながら、外羽根式ゆえ、さらにジャケパンスタイルに合わせやすい。ブラックのみ。2万5000円

リーガルの
「31VR BE」

製法:セメント
アッパー素材:牛革(撥水加工ずみ)
ライニング素材:ゴアテックス® ファブリック
ソール素材:TPU×スポンジ×ラバー ※踵部はスポンジ×ラバー。
カラー:ブラック
価格:2万5000円

問い合わせ先/リーガルコーポレーション ☎ 047-304-7261
https://www.regal.jp/
 
※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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