ポロ界四天王が誇るド定番を比較!! 傑作ポロシャツのシルエットを究める
ポロシャツ界を席巻する欧米列強4ブランドから、一度は手にしたい永世定番をピックアップしてシルエットを徹底比較! 意外にも色濃く表れた各モデルの違いを参考に、自分にぴったりなフィットをお探しください。
フィット感を高めるシャープなボディライン
フレッドペリー
[ゆったり]← ☆☆☆★ → [すっきり]
FRED PERRY[フレッドペリー]
M12
伝説の英国人テニスプレーヤー、フレデリック・ジョン・ペリーが1952年に創設。’50年代後半に登場し、今なお英国製を貫く大定番M12が、4ブランドでもっともスリムという結果に。洗うと着丈&身幅がやや縮み、さらにフィット感が増すのも特徴だ。そのスマートさが転じ、スポーツウェアながら’60年代にはモッズ文化のアイコンにも。ちなみに衿と袖口の2本ラインはココが元祖。各1万2000円。(フレッドペリーショップ東京)
size
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お馴染みティップラインが目を惹くアクセントに!
Brand
スポーツウェアをファッションの定番へ昇華
FRED PERRY[フレッドペリー]
Since 1952/イギリス
アメリカン=ボックスの常識を覆す細シルエット
ポロ ラルフ ローレン
[ゆったり]← ☆☆★☆ → [すっきり]
POLO RALPH LAUREN[ポロ ラルフ ローレン]
カスタムスリムフィット ポロシャツ
1967年にネクタイ専門店としてスタート。独自のアメリカンスタイルを構築、世界的ブランドへと躍進を遂げる。ポロシャツの登場は1972年。スタイルを選ばない万能デザイン、洗いをかけたソフトな風合いや豊富な色バリが人気の所以だ。伝統的なゆったりしたボックス型から、本作は日本人もサマになるフィットにアレンジ。太めの前立てや前後をオフセットさせたタックインしやすい裾は健在だ。各1万5000円。(ラルフ ローレン)
size
color variation
広めの衿幅&前立てが男らしさをアップ
Brand
アメトラ絶対王者 随一の人気作
POLO RALPH LAUREN[ポロ ラルフ ローレン]
Since 1967/アメリカ
ポロ元祖はアイコニックなゆったりストレート型
ラコステ
[ゆったり]← ☆★☆☆ → [すっきり]
LACOSTE[ラコステ]
L.12.12
1920年代に活躍した仏国のプロテニス選手ルネ・ラコステが、1933年に創設。同年に考案されたピケ素材の半袖シャツがポロシャツの起源となった。胸のワンポイントもラコステが初。そのオリジンを継承するL.12.12は、まさにポロシャツのグローバルスタンダード。本格テニスウェアらしいボクシーなシルエットに、スーピマ綿を使った滑らかな肌触りは、極上のリラックス感をもたらす。各1万3000円。(ラコステお客様センター)
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color variation
品よく見えるハリコシ強めの衿
Brand
機能美を追求したポロシャツの原点
LACOSTE[ラコステ]
Since 1933/フランス
復刻ラグランポロは身幅広めの快適フィット
マンシングウェア
[ゆったり]← ★☆☆☆ → [すっきり]
Munsingwear[マンシングウェア]
ビームス プラス別注 ポロシャツ
世界初のニットゴルフシャツを発売し一世を風靡した、1886年創業のニットウェアメーカー。同社の1960年代に存在したアーカイブをビームス プラスが米国製で復刻。ラグランスリーブに脇下のアクションガゼット、反り返りを防ぐ後ろ衿のボタンまで、当時の快適ディテールが満載♡ タイトすぎないフィットでストレスなく着られ、スイングの邪魔にならないよう右胸に配したポケットも◎だ。1万3800円。(ビームス プラス 原宿)
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color variation
2ライン入りの華やかなクレリック
Brand
アメリカ最古参のゴルフウェアブランド
Munsingwear[マンシングウェア]
Since 1886/アメリカ
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。