特集・連載
山岳部隊ウェアの仕様が貴重品を守ってくれる!?
ブランド大研究2020 こんな時代だからこそ、間違いのないモノしか欲しくない! というベーシック好きの声に応える本特集。今回のテーマは、3シーズン使える服。すなわち! 季節レスな時代に長~く着られる“損しない”服ばかりを選りすぐって徹底研究いたします。焦らずじっくり、今の“欲しい!”をいっしょに学びましょ♪ この記事は特集・連載「ブランド大研究2020」#37です。
一度は廃業するも、ナイジェル・ケーボン氏の手により復活したライブロ。こちらは第二次世界大戦中に英陸軍の山岳部隊などが冬のパトロールで被っていたスモックにインスパイアされたデザイン。ゆえに積雪時に迷彩色となるこの白が、図らずも春の季節にピッタリ。
一番上に羽織るという目的で設計されたため薄手で、携行もラクラク。軍由来の4ポケットなら鞄要らずなうえ、両端にリベットを備えた下部ポケットには貴重品も安心して収納できる。
LYBRO[ライブロ]
ジップアーミースモック
イギリス軍のアーミースモックがデザインモチーフ。それを当時一部の所有者が行っていたように羽織りやすいフルジップにアレンジしている。生地は白のコットンポプリンに強めの洗いをかけ、アタリを出したもの。ネイビーもあり。3万6000円。(アウターリミッツ)
雪山で保護色となったホワイトコットン
他国でも雪山調査用スモックを展開していたが、その多くは膝まであるロング丈で、英国軍は短めの着丈だった。オーシバル×アーバンリサーチ ドアーズのカットソー9500円。(アーバンリサーチ ドアーズ ルミネ新宿店)
[研究]英国陸軍の山岳部隊ならではの収納力とは?
このリベットが味にもなる!
フロントに4つのポケットを備え、下部2つはセキュリティを強化するブロードアロー柄のリベット付き。非常にめくれにくく、脱いでも中の小物が落ちることはまずないだろう。
Brand
ナイジェルが惚れた英国ワークの老舗
LYBRO[ライブロ]
Since 1927/イギリス
元々は英国軍にも納入実績のある英国ワークの雄。’60年代に一度は廃業したが、ナイジェル・ケーボン氏の手により復活した。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。