特集・連載
復刻“名コンビ”サコッシュがレイヤード姿を格上げ!
ブランド大研究2020 こんな時代だからこそ、間違いのないモノしか欲しくない! というベーシック好きの声に応える本特集。今回のテーマは、3シーズン使える服。すなわち! 季節レスな時代に長~く着られる“損しない”服ばかりを選りすぐって徹底研究いたします。焦らずじっくり、今の“欲しい!”をいっしょに学びましょ♪ この記事は特集・連載「ブランド大研究2020」#31です。
20年ぶりに蘇った“幻”のサコッシュ
オンでもオフでもサコッシュをアウターにインするテクが浸透しつつある昨今。他と差をつけたいならフェリージのサコッシュがおススメ。
じつは本作、ジェイアール名古屋タカシマヤの20周年を記念して、2000年に登場したアーカイブモデルをビギンが復刻別注した一品。
十八番である艶やかな高密度ナイロン×バケッタレザーのコンビは品格十分で、サコッシュなのにグッと大人な印象に。レイヤード姿も格上げしてくれます。
一度姿を消した幻の名品とあって、現在バカ売れ中。また幻になってしまう前に手にしておくのが吉でしょう!
FELISI[フェリージ]
サコッシュ
メイン荷室のジップ式開口部はボディ側に配置されており、荷物が取り出しやすい。着用時も目立たず、スタイリッシュだ。メイン荷室のほか2つのフロントポケットを装備。W30×H19×D4cm。3万9000円。(ビギンマーケット、ジェイアール名古屋タカシマヤ)
薄マチでコートINもスマート
体に沿うパターンなので、ボディバッグ感覚でコートのインにも差せる。フェリージのサコッシュ左下参照。デサント オルテラインのコート6万4000円。(デサント ブラン 代官山)キャプテン サンシャインのシャツ2万7000円。(キャプテンサンシャイン)
シャツ一枚に合わせてもサマになる存在感
[研究]2000年に登場した幻のサコッシュが復刻
年代を刻印したスペシャルタグ
ナイロンコンビの定番ブリーフ〈8637/2〉が登場したのが1999年。その翌年に展開されたサコッシュがビギン×ジェイアール名古屋タカシマヤの別注で復刻!
Brand
ナイロンコンビの黄金比を世界に広めた
FELISI[フェリージ]
Since 1973/イタリア
イタリアのフェラーラで創業。艶やかで光沢のある高密度ナイロンと、イタリア伝統のバケッタレザーを組み合わせたブリーフケースが約20年前にブレイク。このジャンルの先鞭をつけた。
[研究]英国伝統ブランドのミニバッグもレイヤードで映える
BRADY[ブレディ]
ノーフォーク
あの傑作にスモールライト!?
ブライドルレザーでフチ取りされたバッグは、英ハンティングバッグの原点といえる傑作。そのデザインのままコンパクト化したのがこちら。馬具にも使われる真鍮製の金具などエイジング対応の耐久性はそのまま、背面側にはバックポケットを補うなど小さいゆえの工夫も。W25×H22×D10cm。3万7000円。(ビショップ)
Brand
創業130年超! ハンティングバッグの始祖
BRADY[ブレディ]
Since 1887/イギリス
BILLINGHAM[ビリンガム]
サコッシュ フラット ショルダーバッグ
マチなし!のミニマル傑作
ライカとのコラボ鞄を手掛けるなど、カメラバッグのロールスロイスと称されるブランド。本モデルはラバーでボンディングされたコットン素材を用いたサコッシュタイプの新作で、発色のよさがポイント。内側には着脱式のジップポーチが備える。英国製。W30×H23.5cm。各1万6000円。(グリニッジ ショールーム)
Brand
カメラバッグ界のロールスロイス
BILLINGHAM[ビリンガム]
Since 1973/イギリス
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。