特集・連載
老舗ワークのネルがかつてない洗練ドレープ！
ブランド大研究2020 こんな時代だからこそ、間違いのないモノしか欲しくない！ というベーシック好きの声に応える本特集。今回のテーマは、3シーズン使える服。すなわち！ 季節レスな時代に長～く着られる“損しない”服ばかりを選りすぐって徹底研究いたします。焦らずじっくり、今の“欲しい！”をいっしょに学びましょ♪ この記事は特集・連載「ブランド大研究2020」#28です。
ヴィンテージ市場ではザ・アメカジなヘビーオンスのネルシャツが人気ですが、ややコテコテになりがちな印象も。そこで見てほしいのがビューティ＆ユース別注！ かつてなく洗練されたドレープ感でしょ？
それもそのはず、本作はパターンも生地も柄も完全別注。ゆとりのある身幅に、レーヨン混で微光沢のある生地が上品なドレープを生むんです。
インラインにない柄も爽やか。定番ネルの薫りは残しつつ、これからの時季もイケる超優秀アウターを逃す手はありません！
BIG MAC×BEAUTY & YOUTH［ビックマック×ビューティ＆ユース］
チェック ワイド シャツ
コットンレーヨンを使った完全別注モデル。ボタンはリングスナップボタンに変更して軽快な印象に。ブランド初採用となる左胸ポケットのピスネームなど、古参ファンも必見の一枚だ。1万4000円。（ビューティ＆ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店）
レーヨン混の別注生地で暑い季節も快適
ワークらしからぬドレープ感が新鮮
身幅にゆとりを持たせたパターンワークで、丸みのあるシルエットに。リラックスした雰囲気があり、生地のドレープ感と落ち感も相まって、大人な余裕を感じさせる。ワーク由来ゆえデニムとの相性も抜群だ。ブラスバンドのデニム2万800円。（リアルスタイル）
［研究］年代によって異なるタグが共演？
ヴィンテージに見られる’80年代と’70年代のタグがなんと両方ついちゃった!? ’80年代のタグは、色の組み合わせをシックなブラウンと黒にアレンジ。’70年代タグには赤タグも存在するが、本作では青タグを採用。
Brand
人気再燃中のストア系ワークブランド
BIG MAC［ビッグマック］
Since 1922／アメリカ
1912年に創業した百貨店の老舗、J.C.ペニーのストアブランド。ヘビーオンスのネルシャツがワーカーから絶大な人気を誇った。
※表示価格は税抜き
［ビギン2020年6月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
