一見フツーのGジャンも6ozだからシャツ感覚で着られる!
軽すぎるからより気軽に着回したくなるGシャツ
定番好きにベスト・オブ・Gジャンを尋ねたら、十中八九“リーバイスのファースト”と答えるでしょう。プリーツ入りの前立てや、左胸にのみポケットを備えたアシンメトリーなデザインは、通の間では“わかってる”の目印。
これは、そんな押さえるべき意匠をちゃ~んと残しつつ、シャツ並みに薄軽な6オンスデニムに衣替えした無双のGジャン……というか、もはやGシャツ!
パッと見の風格はヴィンテージのそれ。でもシャツ感覚で軽~く羽織れるし、肩や身幅を程よくワイド化したシルエットも、今欲しいユルさにきっちりアジャスト。一年の間じゃGジャンより活躍期間は長いかも!?
着心地ライトなのにしっかり無骨
フィル ザ ビルのスウェット1万6000円(フィル ザ ビル マーカンタイル) ユニバーサル オーバーオール×アーバンリサーチのパンツ9000円。(アーバンリサーチ ルミネ新宿店)
通好みの傑作Gジャンを洒脱にモダナイズ
REMI RELIEF[レミ レリーフ]
ライトオンスデニム ワイド1st型ジャケット
おっ、ファーストじゃん!な見た目にもかかわらず、じつはシャツばりに軽~く羽織れる♪なんていいことずくめの6オンスデニムジャケット。ドロップショルダー&広めの身幅で、今どきのユルさが醸せちゃうってのも嬉しいところ。2万6800円。(ユナイト ナイン)
薄すぎず濃すぎない色の藍も長く愛せそう
[研究]基となったモデルって?
リーバイス1st
20世紀初頭に誕生したリーバイスの506XX、通称“ファースト”。ヴィンテージ好きなら誰もが憧れる、傑作中の傑作Gジャン。
Brand
古きよきと“今”を馴染ませるミックス術がお家芸
REMI RELIEF[レミ レリーフ]
Since 2008/日本
Gジャンやスウェット等のアメカジ名品に今欲しい洒落感を取り込むスペシャリスト。糸から生地を開発したり、ユーズド加工専用の自社工場を設けたりと、物作りへの情熱は敬礼もん。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。